プラストークンの出金停止で信者がどのような言い訳をしたのかまとめてみた

悪徳マルチに洗脳されてしまうと、人生が大きく変わってしまいます。

 

もちろん「悪い方向」にです。

 

私も色々なマルチ商法を見てきましたが、近年流行っている「仮想通貨マルチ」や「高配当ウォレット」などは、本当にヒドイと思いますね。

 

誤解を恐れずに言うのであれば、仮想通貨マルチのほとんどはねずみ講。高配当ウォレットの99.9%はポンジスキーム。つまり詐欺です。

 

なぜ、仮想通貨マルチや高配当ウォレットが詐欺である確率が極めて高いのか?その理由は以前の記事でも解説しました。

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ちょっと長文にはなりますが、ぜひ目を通して頂きたいです。

 

特に「はっ?詳しい話も聞いてないくせに詐欺とか言うんじゃねー」と反論する頭の中がお花畑の信者に読んで頂きたいです。

 

さて、高配当ウォレットで最も有名と言ってもいい「プラストークン」がほぼ飛びましたね。出金停止して2ヶ月以上が経過し、いまだに公式からアナウンスもない状態です。

 

この状態でもまだ復活を信じている信者がいますから、確証バイアスとは恐ろしいものだと思います。

確証バイアス(かくしょうバイアス、英: confirmation bias)とは、認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。

※Wikipedia参照

 

人間とは不思議な性質を持っていて、一度信じてしまうと、信じたものを支持するような情報ばかりを集めようとしてしまうのですね。

 

気持ちは分からなくもないです。信じたものを批判されると、自分自身も批判された気持ちになるので気分も良くないですし、反発心が湧いてきます。

 

結果、信じたものを肯定する情報ばかりを集めようとするのでしょう。

 

特に詐欺案件に引っかかった場合、詐欺だと認めてしまうと自分自身の立場も危うくなります。ですから「なんかおかしいな」と思っていることがあっても、なかなか認めることができないのでしょうね。

 

 

では、プラストークンの信者に向けて私の考えを述べていきますね。プラストークンが出金停止してから信者が使っていた言葉を、私なりに反論していきます。

 

信者
プラストークンが詐欺であればすぐに破綻させればいい。ここまで引き延ばす必要がない。だから詐欺じゃない。
小川

単純に運営が逃げるための時間を稼いでいるだけだと思いますよ。

いきなり飛んだら大騒ぎになるので。彼らは訴えられて捕まったり、資金拘束されることを恐れています。集めたお金を換金して雲隠れするために、できる限り時間を稼ごうとするのはあたり前の話です。

実際「復活するかも」という希望を持たせれば、2ヶ月も時間を稼げることが今回の件で証明されましたよね。

 

 

信者
プラストークンを攻撃している勢力がいる。
小川

具体的にどこでしょうか?根拠はあります?完全に妄想にしか聞こえないですけど。

昔、オウム真理教が「サリン事件は公安当局の陰謀」って主張してましたけど、それと変わらないレベルの妄言だと思いますよ。

 

 

信者
ハッキング被害に遭ってから、今はサーバーを強化している。サーバーが安定したら出金は再開される。
小川
運営から公式アナウンスがないのに、何でそんなこと言えるんですかね?そんなの運営しか分からなくないですか?完全に希望的観測ですよね。

 

信者
なぜ、こんなにフェイクニュースが出てくるのか。それに違和感がある。プラストークンを貶めようとする人達がいるとしか思えない。
小川

1万歩譲って、仮にフェイクニュースによってプラストークンを貶めようとしている人達がいると仮定しましょう。

では逆に、運営から公式アナウンスが出てこない違和感について触れないのはなぜですか?普通に考えたら、そちらの方がよほど重要だと思うのですが。

正直フェイクニュースなどはどうでもよくて、運営から公式アナウンスもなく、2ヶ月以上出金停止が続いている現状は超異常ですよ。

 

 

信者
フェイクニュースに騙されないで!
小川
フェイクニュース以前にプラストークンに騙されないでください。

 

信者
プラストークンが詐欺だったら、大々的なニュースになっているはず。ニュースになっていないのだから、詐欺ではない。
小川

確かに、ここまで大きな詐欺案件なら、ニュースになっててもおかしくないですね。ただ「ニュースにならない=詐欺ではない」とはならないですよ。

あと、いずれニュースになると思いますけどね。メディアもプラストークンが詐欺だという確証が欲しいのだと予想しています。

もう少し時間が経って「もう詐欺確定でしょ」と判断されたタイミングで、大々的なニュースになる可能性が高いと思っています。

 

 

信者
プラストークンが復活したらアンチがどんな顔するのか楽しみだ。
小川

性格悪っ!

アンチをどうこう言う前に、被害者の方達に対して謝罪の一言もないのでしょうか?

 

 

信者
投資していないアンチは黙ってろ!
小川

頭悪過ぎですね。

詐欺の可能性が99%以上もある投資案件の勧誘を放置していたら、被害が拡大するじゃないですか。そんなあたり前のことも分からないんですか?

 

 

信者
投資している人の気持ちも考えろ!
小川

確かにそれは一理ありますね。被害者の方達は、本当に気の毒だと思います。不快な思いをさせてしまったら申し訳ございません。

しかし、プラストークンを広めていた人が被害者ヅラしてるなら、全力で噛みついていきますよ。責任転嫁しないでくださいね。虫唾が走るので。

勧誘していた人は、被害者ではなく加害者ですよ。

 

 

信者
取引所の手数料で莫大な利益を出している。飛ぶよりも事業継続した方が利益が出るのに飛ぶ理由がない。
小川

取引所で莫大な手数料が出ている事実を証明できます?

プラストークン側が出している数字なんて、いくらでも操作できますよね。仮想通貨取引所の場合、監査法人が入って信憑性の高い状態で財務を公開しているわけではありません。そんな状況で運営が出している数字なんて信憑性低いですよ。

 

 

信者
私も被害者だ。
小川

もしあなたが誰も勧誘していないのであれば被害者ですね。

ただ、もしあなたが誰かを勧誘していたら加害者側になります。その場合、被害者ヅラしていられませんよ。

 

 

信者
プラストークンは復旧の準備を進めている。
小川

公式からアナウンスがないのに、なぜそんなことを言えるんですか?

それこそ信者側から発信されているフェイクニュースですよね。

 

 

信者
プラストークンで沢山の人を稼がせてきた。
小川

「脳みそ腐ってるの?」って思うレベルで頭がおかしいですね。

沢山の人を稼がせてきたということは、勧誘していたリーダーですよね。でしたら、マルチ商法の仕組みは理解していますよね?

確かに、あなたが直接紹介した人や初期で始めた人は利益が出ているかもしれません。

しかし、あなたが勧誘行為をしたせいで、末端におびただしい数の被害者が生まれているのです。むしろ、被害を拡大させていますよ。それでも自分は正しいと主張するのですか?

 

 

信者
投資は自己責任だよね。
小川

確かに投資は自己責任です。しかしそれは真っ当な投資案件に限った話です。

詐欺案件を広めていた場合、当然ですが罪に問われる可能性があります。広めることで金銭的な利益を享受していたのであれば、罪に問われる可能性はより高くなるでしょうね。

仮想通貨マルチや高配当ウォレットの場合、トップリーダーと言われる人ほど罪は重いですし、捕まる確率も高くなります。

トップリーダーが「投資は自己責任」と言うのは、自分が罪を逃れるための言い訳にしか聞こえないですね。

 

 

信者
私も詐欺だとは知らなかった。
小川

詐欺だと知らずに勧誘していた場合であっても、勧誘行為によって利益を受け取っていた。さらに末端で被害者を生んでいる。これらに該当している場合は、罪に問われる可能性は十分にあります。

さらに、勧誘する際に不実告知や誇大表現など、特定商取引法に違反していた場合も罪に問われます。

 

プラストークンの信者が主張していたことは、こんな感じですかね。何かモレがあったらすみません。

 

こうしてまとめていくと、悪徳マルチの洗脳って本当に怖いなと思います。冷静に考えれば分かることでも、正常な判断ができなくなってしまうわけですから。

 

私は、詐欺案件は参加するだけでも社会的に良くないと考えています。

 

・詐欺師にお金が吸い上がる。そのお金を使って詐欺師は新たな詐欺をする。

・業界全体の信用度が低下し、資金が入らなくなる。結果、技術革新に悪影響が出る。

・参加することで名前を詐欺師に使われる。「実は●●さんも参加してるんだよ」と利用されるので、知らないところで被害者を生み出すリスクがある。

 

このように、詐欺案件は関わるだけでもリスクがあります。

 

たまに「初期に始めたら儲かる」と言って勧誘する人を見かけますが、クソ過ぎて何も言う気にならないです。自分が儲かれば、他の人はどうなってもいいの?と思いますね。

 

残念ながら、どの時代でも詐欺はあります。そして詐欺は無くならないでしょう。

 

しかし横行している詐欺は、本質を紐解くと同じような仕組みになっています。手を替え品を替え目新しいように見せてきますが、本質的には大体がポンジスキームになっています。

 

詐欺師は「良さそうな案件」に見せるプロです。良さそうに感じさせなければ、お金が集まらないわけですから、当然良さそうに見せるために全力を尽くしてきます。

 

詐欺に騙された人が「良さそうに思ったからお金を出した」というのは、あたり前といえばあたり前の話なのです。

 

大切なのは、詐欺の本質を理解すること。

 

世の中には甘い話なんてありません。仮にあったとしても、少額の資金しか出せない人に、わざわざそんな話を持っていったりしません。

 

特に「高配当+マルチ商法」の条件を満たしている場合、ほぼ詐欺です。

 

怪しい案件には近寄らない。お金も出さない。勧誘なんてもってのほか。

 

ぜひ、きちんとした知識をつけて、詐欺を回避して頂きたいと強く願っています。

 

WEBコピーライター
小川 晃司

 

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