自動的に毎日チャリンチャリンと継続的に収益が口座に入金される。
私は、そんなビジネスを作りたいと強く考えていた。
あなたも一度はこんなことを考えたことがないだろうか?
「時間の自由がほしい」と。
正直に言おう。私はある。
もっと言うと「働きたくない」「もっと休みが長ければいいのに」「週2日しか働きたくない」など…
勝手に収入が入ってくれば、どんなにいいことか。
そのように考えては「そうは言っても…」と現実に引き戻されてしまう。
しかし、悲観することはない。
インターネットが普及した昨今、自動的に収益を生み出す仕組みを作ること(収益の自動化)は、決して不可能ではないからだ。
「大金持ちになれる」「大成功できる」とは言わない。
ただ、スキマ時間をうまく活用して、本業にプラスαの収入を自動的に得るくらいなら、高確率でできてしまうだろう。
さらに収益の自動化は、特別な才能がなくても実現可能な時代になった。もっと言うと副業でも実現可能だ。
今回の記事では自動的に収益を生み出す方法について詳しく解説していく。
自動的に収益が生まれる仕組みを作りたいと考えているなら、流し読みではなく熟読していただきたい。
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- 現役のWebライター
- Webメディアの責任者として某ホワイト企業に勤務
メディアのディレクションとSEOライティングを経験 - 情報ビジネスの分野でセールスライティングを経験
ランディングページ、ステップメールの原稿執筆を担当
一回のプロモーションで3,000万~6,000万円の売上実績
自動的に収益を得るなんて可能なの?
そもそも論、自動的に収入を生み出すことは可能なのか?
結論を言ってしまうと「可能」である。
もう一歩踏み込んで、副業で自動化の仕組みを作ることは可能なのか?
難易度は上がるが、これも「可能」である。
にわかには信じがたい。そう感じてしまうかもしれない。
周りに自動化に成功している人がいなければ、全くイメージもできないことだと思う。
しかし、実際に自動的に収益を得ている人は存在するし、ほとんど働かなくて巨額の収入を得ている人もいる。
一般的な稼ぎ方とは一線を画するやり方で、大金を稼ぐ人はたしかに存在するのだ。
では、自動的に収益が口座に入金されるような人達は、一体どのようなことをしているのだろうか?
多くの人が抱える疑問についても詳しく解説していこう。
労働の対価で稼ぐor価値を生み出して稼ぐ
資本主義の真実に触れていこう。
ほとんどの人は意識していないが、世の中には「労働の対価で収入を得る人」と「価値を生み出して収入を得る人」の2パターンの人間がいる。
労働の対価として収入を得る人の代表例は『サラリーマン』だ。
サラリーマンは、決まった時間に出社し、なにかしらの仕事をして家に帰る。
つまり決まった時間、労働力を提供している。
その見返りとして、『給与』を受け取って生計を立てているわけだ。
リモートワークの場合でも労働の対価として報酬を得ているので、本質は同じである。
「労働力調査 – 総務省統計局」のデータでは、2020年の労働人口は6,868万人。就業率は77.3%。
約8割の人は、なにかしらの組織に所属して収入を得ているということになる。
つまり多くの人達がサラリーマンとして会社に勤めて生計を立てているということだ。
サラリーマンは、労働の対価として毎月決まった日に『給料』が振り込まれる。
その生活を続けていると「毎月◯日に給料が振り込まれる」というのがあたり前に感じるようになる。
誤解をしていただきたくはないのだが、それが良い悪いという話ではない。
しかし、労働した対価でしか収入を得ていないと、どうしても他の選択肢に目が向きにくくなる。
なぜなら特別な手を講じなくても、すぐに生活に困るわけではないからだ。
実際には、世の中には労働の対価ではなく価値を生み出して収入を得ている人もいるのである。
『経営者』『アーティスト』『クリエイター』『漫画家』『小説家』などだ。
彼らの中には、サラリーマンでは得られないような巨額の富と時間の自由を得ている人もいる。
ハリー・ポッターの作者『J・K・ローリング氏』は、1,000億円もの資産を保有していると言われている。
1,000円でも1,000万円でもなく、1,000億円だ。
普通にサラリーマンをしていては、絶対に到達できない資産額である。
サラリーマンのように労働の対価として収入を得ている限り「時給×労働時間=給与」という公式から逃れられない。
給与を上げるためには、時給を上げるか労働時間を増やすしかない。
必然的に収入のアッパーが決まってしまう。
視点を変えると、労働収入ではお金と時間の両方を得ることはできないのである。
残酷な現実だ。
しかし資本主義の構造を知ることが、自動的に収入を得るための第一に繋がるのである。
お金に働かせて稼ぐ
世の中には、労働や価値の提供以外にお金に働かせてリターンを得ている人も存在する。
代表例が『投資』だ。
資本主義経済において、お金は経済を支えるツールになっている。
端的に言えば、お金がなければ会社は事業を拡大していけない。
それどころか存続すらできないのである。
よくお金は”血液”に例えられる。
血液が無くなったり循環が止まったりすると、人は死ぬ。
それと同じで、お金が無くなったり循環が止まったりすると、経済は死ぬのである。
経済の血液であるお金の流れを止めないために、世界中に資金調達する人(法人・個人)と資金を提供する人(法人・個人)がいるわけだ。
ただ、なんの知識も持たない素人が、適当に取り組んで利益が出せるほど甘い世界ではない。
投資の世界は魑魅魍魎。カモを見つけてハメようとする詐欺師が後を絶たない。
慎重に慎重を重ねて取り組むべき分野なのである。
収益の自動化を実現させる5つの方法
収益の自動化を実現させる具体的な方法は以下のとおりである。
それぞれの選択肢が、人によって向き不向きが分かれるし、条件を満たしていないと難しい選択肢もある。
ご自身にとって、どの選択肢が現実的に実現可能かぜひ見極めてほしい。
①インターネットビジネスに取り組む
意外に思うかもしれないが、あなたもよく使っているツールを上手に活用するだけで、自動的な収益の仕組みを作ることができる。
そのツールとは『インターネット』である。
情報社会に生きる我々にとって、インターネットは欠かすことのできないツールだ。
インターネットがなければ通販で買い物もできないし、スマホアプリを利用してコミュニケーションを取ることもできない。
オンラインゲームで違う国の人と対戦するなんて、夢のまた夢だ。
普段、何気なく使っているインターネットだが、世の中に与えたインパクトは絶大である。
ビジネス視点で考えたときに、インターネットのなにがすごいのか?
端的にいうと『レバレッジ』だ。
レバレッジとは、ビジネス用語で「最小限の力で最大限の効果を発揮する」という意味合いで使われる。
インターネットを活用すると、レバレッジの効いたビジネスができるというわけだ。
どういうポイントでレバレッジが効くのか?
具体的には以下の2つだ。
- 全世界の人に情報を届けられる
- 自動化できる
こちらも順番に解説していこう。
①全世界の人に情報を届けられる
インターネットが普及する前は、ほとんどの人は『商圏』に縛られてビジネスをしていた。
商売をする側だけではなく、消費者も距離に縛られて買い物をしていた。
基本的には、車で移動できる範囲内で済ませることがほとんど。
いわゆる近所のお店で買い物を済ませてしまう。
だから昔は、商店街が栄えていたわけである。
今のようにネット通販がないので、ほかの選択肢と言えば雑誌の広告・テレビ通販・ラジオ通販くらいのものだ。
住んでいる地域から離れたところにあるお店にはなかなか行けないため、手に入らない商品も多かったし、気に入った商品を見つけるのも簡単ではなかった。
しかし、今ではAmazonなどで注文すれば、世界中の商品が簡単に手に入る。
買うのも超絶簡単だ。
アカウント登録&クレジットカード登録をしておけば、あとはポチるだけ。
消費者の購買行動が大きく変わり、今まで商店街で買っていた物をAmazonや楽天などの通販で買うようになった。
買う場所がリアル店舗からインターネット通販に変わったのである。
日本に居ながら世界中の商品が買える。
検索機能が発達したことにより、お目当ての商品を見つけるのも簡単になっている。
ずいぶんと便利な時代になったものである。
ただ、私たちの生活にインパクトを与えたのは、それだけに留まらない。
視点を変えると、今までビジネスなんて縁遠かった一般消費者も、全世界に向けて情報発信やビジネス展開ができるようになったということである。
それだけではなく、テキストデータ・音声データ・動画などのデジタルデータも簡単に販売できる環境が整っている。
はっきり言って超絶便利だ。
これは、現代に生まれてきたからこそ享受できる恩恵と言える。
せっかくなので、最大限活用した方がいいだろう。
②自動化できる
24時間365日、自分のために文句も言わずに働き続けてくれる優秀な営業マンがいたら、どれだけビジネスの助けになるだろうか。
売上をあげてくれる営業マンは、会社にとっての生命線とも言える存在だ。
しかし実際には、24時間365日休まず働き続けてくれる人間など存在しない。
人間には食事も必要だし、適度な睡眠も必要だ。休まなければ、心身ともに壊れてしまう。
休まずに働くなんて、生身の人間には不可能である。
しかし、インターネットを活用すれば、話は少し変わってくる。
インターネット上に24時間365日働き続けてくれる仕組みを作ることは可能だ。
それは、インターネット上に「休まず働き続けてくれる営業マンを配置すること」と本質的には同じである。
ブログ・ランディングページ・メールマガジン・LINEなどを活用することで、自動的に収益をあげてくれる仕組みを構築できる。
集客からセールスまでをインターネット上のツールが行ってくれるわけである。
これは、インターネット上に営業マンを配置するのと本質的には同じだ。
あなたのために文句を言わずに働き続けてくれて、銀行口座に収益を入金してくれる。
つまり収益の自動化を実現させてくれるのが、インターネットビジネスの大きな魅力と言えるだろう。
補足:ローコスト・ローリスクでスタートできる
さらに補足で解説すると、インターネットビジネスはローコスト・ローリスクでスタートできるのも魅力だ。
例えば、私が今こうして書いているブログなんかだと、非常にローコストで始められる。
かかる費用といえば、インターネット回線代、サーバー代、ドメイン代くらいだ。
月々数百円から2,000円くらいの費用で済む。
WordPressの有料テーマを購入すれば若干費用はかかるが、それでも1万~2万円程度だ。
通常、なにかの事業をする際には、多額の投資をしてお店やオフィスを構え、商品・サービスを販売する。
最低でも数百万円以上の金銭的リスクを負うことになる。
場合によっては銀行などから借り入れを行うこともあるので、失敗したときに多額の負債を抱えるリスクもある。
しかし、インターネットビジネスでは、そんなリスクを犯さずともローコスト・ローリスクでビジネスがスタートできる。
全国・全世界の人たちに向けて商品・サービスが販売できる。
それだけではなく、テキストデータ・音声データ・動画などのデジタルデータも簡単に販売できる環境が整っている。
ひと昔前と比べると、個人でも簡単にビジネスをスタートできるようになった。
実際問題、私がWebライターとして生計を立てられているのは、インターネットがあるからだ。
そもそもインターネットがなければ『Webライター』という職業は存在していない。
世の中には、インターネットがあるおかげで生計が立てられている人たちで溢れかえっている。
それだけインターネットビジネスには、利点が沢山あるということなのである
②人気のミュージシャンなる
多くの人が憧れる選択肢……
それが『アーティスト』である。
「プロのミュージシャンになる」「有名な音楽バンドを作る」など、夢と希望を持って創作活動に取り組む人は多い。
アーティストは、芸能人と同じようにメディアに露出する機会が多くなるので、知名度が爆発的に上昇する。
個人的な考えにはなるが、アーティストはシンプルスにかっこいい。
そのため憧れを持つ人が多いのだろう。
アーティストは、自らが作った音楽が売れる、もしくはカラオケなどで歌われることで印税が入る。
ロングセラーの音楽を作れれば、継続的に印税が入り続けることになる。
有名歌手 山下達郎氏は、『クリスマス・イブ』という歌だけでも年間1億円を超える印税収入があると言われている。
毎年、クリスマスになると必ずと言っていいほど街中で流れているし、カラオケでもたくさんの人が歌うのだろう。
クリスマス・イブのリリースが2008年。20年以上前の歌が使われ続けているのは、本当にすごいことだ。
このように人気歌手になってロングセラーの音楽を生み出すと、長期的な印税収入を得られる可能性がある。
とても夢のある選択肢ではあるが、難易度は非常に高いことを忘れてはいけない。
実力だけではなく、運なども関係してくるので、再現性が高い選択肢とは言えないだろう。
③漫画家・小説家になって著作物を売りまくる
漫画家・小説家も夢のある職業である。
人気の作品を生み出した場合、サラリーマンでは得られない収入を手に入れることができる。
例えば、ワンピースの作者 尾田栄一郎氏は推定年収30億円とも言われている。
ワンピースと言えば、累計発行部数が4億9,000万部(2021年8月時点)を突破し、ギネス世界記録にも認定されている。
世界的に人気のある超有名マンガなので、あなたもご存知だとは思う。
小説家は、漫画と比べると発行部数は落ちる傾向にあるが、人気の小説になると映画化されることもある。
映画がきっかけとなって発行部数が伸びたり、作者の知名度が上がって次の作品が売れやすくなったりする。
しかし、漫画家も小説家も難易度が高い。
簡単に言うと狭き門なのである。
インターネットが普及してから、SNSやブログ、その他プラットフォームなどで売れっ子になった漫画家・小説家は出てきている。
しかし、それでも売れっ子になれる確率は低いと言わざるを得ない。
食えない漫画家・小説家はゴマンといるのが現実だ。
④ビジネスオーナーになる
ビジネスオーナーとは、簡単にいうと「自分が直接事業の運営に関わらなくても収益が入ってくる人」のこと。
創業経営者で自社株の大部分を保有している人をイメージしてもらうといいだろう。
自分で創業して会社を大きくし、それから信用できる人に経営を任せて現場から退くパターンが多い。
会社が順調に運営されている限りは、なにもしなくても口座に収入が入り続ける。
ただ、ビジネスオーナーになるためには「安定して利益を出せるビジネスを作る」「信頼できる人に任せる」という工程を経なければいけない。
決して簡単にできることとは言えないだろう。
⑤投資家になる
投資は、手元の資金があれば最も時間を取られずに収益を得られる選択肢である。
ただ、本当の意味でうまみのある投資ができるのは、億単位の資金がある人だけだ。
数百万円単位の資金であれば、望むようなリターンは得られない。
「余剰資金が潤沢にある人」しか関係のない話だと理解したうえで読み進めていただきたい。
ひと口に投資と言っても、様々な手法がある。このあたりも詳しく解説していこう。
株式投資
最もイメージしやすい投資が株式投資だろう。
東京証券取引所(東証)のニュースなどは毎日やっているし、テレビでも株式投資で富を得た成功者が紹介されることもある。
具体的な仕組みなどは分からなくても、誰しも一度は聞いたことがあって、なんとなくでもイメージを持っているはずだ。
そんな株式投資で有名な投資家は『ウォーレン・バフェット氏』だ。
世界三大投資家のひとりと呼ばれているので、あなたもご存知かもしれない。
投資の世界では神様扱いされているほどの人物だ。
ウォーレン・バフェット氏は、10兆円とも言われる資産を保有しており、まさに圧倒的な成果を出している投資家である。
ウォーレン・バフェット氏の投資手法は至ってシンプル。
株式投資で気に入った銘柄を長期保有する。以上。
極めてシンプルな投資手法だが、巨万の富を得ている。
ウォーレン・バフェット氏のような長期投資以外にも、短期投資など色々な手法が存在する。
しかし、自動的に収入を得ると考えた場合には、やり方は長期投資に限られてくるだろう。
それは、他の投資手法でも全く同じことが言える。
債券投資
『債券』という言葉は、あまり聞き馴染みがないかもしれない。
債券とは、国家・公共団体・銀行・会社等が、事業に必要な資金を借り入れるため発行する有価証券のことを指す。
聞き馴染みがあるのは『国債』だろう。国債も債券のひとつだ。
ちなみに、会社が発行する債券は『社債』と呼ばれる。
債券は、株式発行などで資金調達するのとは異なる性質がある。
発行する側は、債券購入者に定期的に利息を支払っていかなければいけない。
例えば、個人向け国債であれば0.13%〜0.73%の利息が支払われる。
利息は半年に一回支払われるので安定収入が見込めるわけだ。
しかし、利息の割合が低いので、巨額の資金がなければ生活できるだけのリターンは見込めない。
余剰資金が潤沢にある富裕層以外は、手を出すべきものではないだろう。
不動産投資
不動産投資は、最もハードルが高い投資のひとつだ。
文字通り不動産に投資してリターンを得る投資手法なので、不動産を購入できるだけの資金が必要になる。
多くの人にとって非常にハードルが高い選択肢と言えるだろう。
田舎の中古物件などは、場合によっては数百万円単位で購入できることもあるが、立地のいい物件を購入する場合は数千万~数億円という資金が必要になる。
一般的な会社員であれば、それだけの蓄えを作るのに膨大な時間が掛かるはずだ。
大手企業に勤めていたり公務員だったりすると、社会的な信用もあるので、ローンを組んで不動産を手に入れる人もいる。
しかし、巨額の借り入れをするということなので、リスクが跳ね上がる。
利益回収の自信があるプロならまだしも、素人におすすめできる選択肢とは言えない。
不動産投資も、潤沢な余剰金がない限りは手を出すべきではないだろう。
ベンチャー企業への事業投資
最も馴染みの薄いのが、ベンチャー企業への事業投資だろう。
通常、事業投資をする際には、証券取引所に上場している企業の株式を購入しなければならない。
しかしベンチャー企業は、証券取引所に上場もしていないので、直接出資者を募っている。
そのため縁やパイプがないと、そもそも出資自体ができない。
さらに、ベンチャー企業への投資はハイリスクなため、実践する人は極めて少ない。
ただ、出資した会社が順調に成長した場合、大きなリターンを得られることもある。
出資した会社が上場なんてしようものなら、桁違いのリターンを得られるだろう。
しかし、成長する企業を見極めるのは困難を極める。
出資した資金が一切のリターンもなく戻ってこないリスクもあるので、初心者におすすめできる方法ではない。
極めて難易度が高い投資方法だと考えていただきたい。
最もおすすめできる自動化の方法
今まで解説してきた中で、最もおすすめの選択肢は「インターネットビジネスに取り組む」である。
もちろん、才能がある人はアーティストを目指したり、漫画家を目指したりするのもいいと思う。
余剰資金がたくさんある人は、投資家という道も全然ありだ。
しかし、大多数にはおすすめできない。
理由は2つある。
- 難易度が高すぎる
- 特殊な条件を満たしている必要がある
∟巨額の資産がある・秀でた才能があるなど
言葉は悪いが、一般の方には困難な選択肢と言えるだろう。
そのため私は、特別な才能や能力がないという方にはインターネットビジネス一択でおすすめしている。
なぜインターネットビジネスがおすすめなのか?
端的に言えば、最も再現性が高い選択肢だからである。
どんなことにも言えるが、なにかに取り組む際に「再現できるか」という視点は極めて重要だ。
再現できないことに取り組んでも、望むような結果は得られない。
もちろん、ビジネスの目的によってこのあたりの考え方は変わってくると思う。
「世の中に変革をもたらすようなインパクトを与える会社を作りたい」と考えているなら、再現性なんて気にする必要はないだろう。
おそらく、他社の追随を許さないような独自性溢れるビジネスモデルを構築していくことになるのだから。
ほかにも、どうしてもやりたいことがある場合も、その道を突っ走った方がいいだろう。
人生には、お金では買えない価値のあるものがある。
そのひとつが『夢』や『やりがい』だ。
綺麗事に聞こえるかもしれないが、私は本当にやりたいことであれば、とことん追求していった方が後悔のない人生を送れると思っている。
しかし「特にやりたいこともないし、個人でそれなりに稼げればいい」と考える程度であれば、再現性の高い選択肢を選んだ方がいい。
その方が目的に沿っているし、達成できる確率が飛躍的に高まる。
おそらくだが、あなたも「世界を変えるような大きビジネスを手掛けて成功したい」というよりは「本業にプラスして月5万~10万円の安定収入がほしい」という気持ちの方が強いのではないだろうか。
もしそうであれば、インターネットビジネスはおすすめだ。
自動化の仕組みも作りやすい。
ローリスクかつ副業でも始められる。
ビジネス上のメリットがたくさん詰まっているのである。
ほったらかし・完全自動はほぼ無理ゲー
ここで重要なポイントをお伝えしたいのだが、情報商材などでよく見かける「ほったらかし」「完全自動」で収入を得るのは、ほぼ無理ゲーだ。
「自動化=ほったらかし・完全自動」と誤解をされても困るので、嘘偽りのない真実をお伝えしていきたい。
ほったらかし・完全自動が実現可能な選択肢は、たった2つしかない。
- 長期投資
- 人に任せる
潤沢な資金がある場合は、長期投資を行えば完全自動で収入を得ることができる。
年利◯%という具合に、お金がお金を生み出して、雪だるま式に資金が増えていく。
しかし、先ほどお伝えしたように、長期投資はよほどの資金がなければ成立しない。
手持ちの資金が数千万円以下の場合は、必要条件を満たしてすらいないのである。
任せる場合は、ビジネスオーナーという立場になるが「ビジネスが順調にまわっていること」「ある程度の余剰資金があること」「信頼できるビジネスパートナーがいること」など。
いくつもの条件を満たしていなければいけない。
やらなければいけないことは無数にある。
非常に難易度が高い選択肢だということは忘れてはいけない。
つまり『長期投資』も『人に任せる』も、到達するまでには、いくつもの諸条件をクリアしなければいけないということだ。
完全なゼロからスタートする場合は、どちらもすぐすぐ実現可能なものではないのである。
ひとりでできる限界値
自分ひとりで運営していけるインターネットビジネスでも、完全自動化は極めて難しい。
私の経験則にはなるが、だいたい3~8割程度の自動化が現実的な数値だ。
自動化できる割合はビジネスモデルによって異なるので、一概にはいえない。
つまり、情報商材などで見かける「ほったらかし」「完全自動」「1日5分の作業で」などは、ほぼ詐欺ということだ。
そんな夢のような裏技など、存在しないのである。
定期的なメンテナンスが必要
最も自動化の割合を高められるのが、検索エンジンからの流入をメインにしたビジネスモデルである。
『アフィリエイター』や『ブロガー』などがイメージしやすいだろう。
検索エンジンで上位表示されるサイトが作れれば、黙っていても見込み客がアクセスしてくれる。
ちゃんとサイト設計して、一定水準以上の成約率を出してくれる販売ページさえ作れば、勝手に商品やサービスが売れるようになる。
自動的に収益を生み出す仕組みの完成だ。
しかし、自動化の割合が最も高いビジネスモデルだとしても、自動化できるのは7~8割がいいところだろう。
検索エンジンで上位表示されるブログを作ったとしても、順位を維持するためには定期的なメンテナンスが必要になる。
せっかく検索結果で上位表示されたとしても、長期間放置すると、どんどん順位が下がってしまう。
Google側の視点で考えると、検索エンジンの上位には、
- 最新の情報が掲載されている
- 問題解決に有用な情報が掲載されている
- エビデンス(根拠)のある情報が掲載されている
という記事を表示させなければいけない。
時代遅れの記事が上位表示されては、ユーザーが求めている情報を得られなくて困る。
ユーザーがGoogleを不便に感じると違うサービスに流れてしまうので、Googleも困る。
そのためGoogleは、時代に合わせて上位表示される記事を新陳代謝させているのだ。
よりユーザー目線で価値の高いサイトを上位表示させるように、様々なアルゴリズムを組み込んでいる。
ライバルサイトが定期的にメンテナンスをして情報の更新を行っているのに、こちらが記事を放置していたら、徐々に検索の順位が下がってしまう。
定期的にメンテナンスをすることを考えたら、外注を駆使したとしても、MAX9割の自動化が限界だろう。
厳しい話に聞こえるかもしれないが、「ほったらかし」「完全自動」なんていう甘い話は存在しないのだ。
現実的に可能なのは”半自動化”である。
その点は、くれぐれも忘れてはいけない。
”半自動化”でも十分に価値がある
もしかすると「ほったらかし」や「完全自動」は無理だと聞いて、ガッカリしたかもしれない。
しかし、それでも私は声を大にして伝えたい。
半自動化だったとしても、その仕組みを作れれば「すさまじい価値がある」と。
そう言い切れる理由は2つ。
- 仕組み化して労働を徐々に減らしていける
- 買う見込みの高いお客様を集客できる
一度インターネット上に売れる仕組みを作ってしまうと、多少のメンテナンスが必要だとしても、勝手に商品・サービスが売れるようになる。
仕組を作るまでは大変だが、完成してしまうとビジネス展開がどんどん楽になっていくわけだ。
そして、意外と見落とされがちなのが「買う見込みの高いお客様を集客できる」という点である。
『ブログ』や『YouTube』をイメージしていただくとが分かりやすいだろう。
ブログを見てくれてファンになってくれた方は、こちらに対しての信用残高が高い状態になる。
信用が高いということは、訴求した商品を購入してくれる確率が高いということだ。
YouTuberの場合も同様に、チャンネル登録してくれているファンに対して訴求していけば、商品・サービスを購入してくれる確率は高くなる。
質の高い情報発信をしていることが大前提だが、インターネットビジネスは、情報発信を通じてファンを獲得していける。
実際にビジネスをやってみると分かるが、買う気のある見込み客を集めるのは、想像以上に大変だ。
世の中には、ホットペッパーなどのクーポンサイトを使って集客している事業主が山ほどいる。
飲食店・エステなどをイメージしていただけると分かりやすいだろう。
基本的にクーポンサイト経由で集客したお客様は「クーポンを使うとお得だから」という理由で商品・サービスを購入している。
つまり安いから購入しているのである。
クーポンで集客しても、1回きりの来店で終わってしまうパターンが非常に多い。
クーポン目当てで来店しているので、正規の値段を払うのを嫌がるわけだ。
しかし、ブログやYouTubeなどでファンになってくれた方は、こちらに対する信用残高が高い。
最初から買う気満々になっているお客様も多い。
しかも、ファンの方であれば多少価格が高くても、気にせず購入してくれる。
ファンは安い商品・サービスを求めているのではなく、あなたが提供する商品・サービスを求めているからだ。
価格競争にも巻き込まれにくくなるので、単価を上げて利益を残しやすくなる。
これは大きなアドバンテージと言えるだろう。
自動化のカギはWebライティング
ここまでの解説で「具体的にどうやって自動化すればいいの?」と疑問に思っているのではないだろうか。
先ほどお伝えしたように、インターネットビジネスに取り組むのが最もおすすめである。
ただ、ひと口にインターネットビジネスといっても、様々なビジネスモデルが存在する。
- せどり
- YouTuber
- アフィリエイト
- コンテンツ販売
- 自社商品の販売
- オンラインサロン
- 広告業(アドセンス広告・企業案件による収益)
実際にやっていただくと分かるが、あなたに向いているビジネスモデルもあれば、向いていないビジネスモデルもあるはずだ。
自身に合ったビジネスを見極めて、集中して取り組むことが大切だ。
しかし、あらゆるインターネットビジネスに応用可能で、身につけた方がいいと断言できるスキルがある。
それが『Webライティング』のスキルである。
Webライティングが上達すると、インターネットビジネスをしていく際に、大きなアドバンテージになる。
自動化への道のりも、より現実的かつ楽に進めていくことができるだろう。
Webライター 小川こうじ