【前編】オウムに洗脳されかけました!アレフの覆面ヨガ教室で体験したことを全て暴露します!

これから書くのは全て実話です。

全てを書くことは出来ませんが、
嘘偽りのない体験を書きます。

私は、アレフ(旧オウム真理教)の
覆面ヨガ教室に通っていたことがあります。

現段階では教団と
何の関わりもありませんし、
今後関わるつもりも一切ありません。

しかし、どうしてもその時の体験を
伝えたいと思い、こうしてブログに
書く
決心をいたしました。

自分で思いますが、
この記事を書いていること自体、
リスクのあることです。

さらに良くないことに、
メリットは皆無です。

記事を書くことに
抵抗がありましたし、

実名を出すのかも
非常に迷いました。

端的に言うとビビッています。

しかし実名で書くことで
より説得力が出ると思いましたし、

私と同じような状況に陥った方の
参考になると考えました。

ですから、心無い批判や
バッシングはどうかお控えください。

これはあくまで
私の体験談ですから、

感情論の批判などは基本的に
すべて無視させて頂きます。

この記事は、私も生半可な
気持ちでは書いていません。

茶化す気持ちで
読み進めるつもりなら、

すぐに違うページに
飛んでください。

ここから先は
見ないことをオススメします。

それがお互いのためです。

私の周りでもアレフ
(旧オウム真理教)の

覆面ヨガ教室に通っている方が
増えてきています。

(と言っても2~3人ですが)

これから私と同じような状況に
陥る方が増えていくと思いますので、

実際に覆面ヨガ教室に通って出した
結論を思い切ってお伝えします。

この記事がネット上にあるだけで
覆面ヨガ教室に通っている方の
判断材料になると思うのです。

アレフ(旧オウム真理教)の
覆面ヨガ教室の実態を正確に知りたい。

周りでも、怪しいヨガ教室に
通っている友人がいる。

今アレフの勧誘を
受けて悩んでいる。

このような方なら、真剣に内容を
受け止めて頂けると思います。

私の記事が多くの方にとって
有益な情報になることを祈ります。


誰もが『洗脳』される危険性がある。

私も、そしてこの記事を
見ているあなたも。

『洗脳』という言葉は
決して他人事ではない。

いきなりだが
結論から言ってしまおう。

私はアレフ(旧オウム真理教)に
洗脳されかけたことがある。

洗脳という言葉が
適切か分からない。

しかし、ハマりかけたのは
事実である。

なんてことはない。

すべての始まりは、
非常にシンプルな考えだった。

「瞑想と呼吸法を学びたい」

私はAppleの創設者
スティーブ・ジョブズ氏が
好きであった。

マッキントッシュ、iPhone、
iPod、iPadを世に送り出し、

時価総額世界No.1の会社を
作った
ジョブズ氏。

ビジネスの世界にいたら
憧れを抱くのは
珍しいことではないだろう。

私もジョブズ氏の
ヒストリーや名言を見て

「すごい!」と感銘を
受けたものである。

そのジョブズ氏が『禅』を
やっていたと耳にした。

それがきっかけで、

「瞑想や呼吸法を覚えて
集中力をつけたい」

と考えるようになった。

しかし、山奥のお寺に籠って
修行をするほどの覚悟はない。

そこで思いついたのが
『ヨガ』である。

ヨガなら気軽に
瞑想や呼吸法を学べると考えた。

そんなタイミングで、
友人が本州から札幌に
帰省することになった。

その友人は、
一緒の合気道の道場に

通っていたこともあり
仲が良かった。

友人が札幌に帰省するのは
一年に2回ほどなので、

帰省する時はなるべく時間を
調整して会うようにしていた。

久しぶりに会うと、
その友人は

「ヨガを始めた」

と話をしてきた。

おっ!なんてタイムリーな話題なんだ!

思わず食いついて、
友人が通っている

ヨガ教室について
詳しく話を聞いた。

すると、友人が
通っているところは、

本も出している非常に
有名な先生の教室らしく、

「とてもいい先生ですよ」

と語っていた。

確かに、友人が通っている
ヨガの先生をググったら

沢山の本が出てきた。

「これは凄いな」

どんな分野でも
当てはまることだが、

誰に習うかで得られる
成果が
全然違ってくる。

どうせ習うなら、
いい先生から習いたい。

しかし、ヨガを習うために
わざわざ本州まで
通うわけにもいかない。

ヨガの先生なんて
まるで心当たりはなかった。

んー、どうしたものか…

あっ、そういえば!

2年ほど前にご縁を頂いた
女性(Kさん)が、

確かヨガをやっていると
言っていた。

そのKさんとは
ずっと連絡を取っていないが、

もし2年以上も続けているなら
いい先生から習っている可能性が高い。

そう思い、私はすぐにKさんに
LINEでメッセージを送った。

「まだヨガをやっていますか?」

すると、

「いまも、してましたよ」

という返答だった。

返答の日本語が若干おかしいが、
この際気にしないでおこう。

2年以上も続けているのだから
いい先生に習っているかもしれない。

期待できると思った。

私は、

「見学ができるならしたい」

と送り、返答を待った。

するとKさんから

「イベント(体験会)があります、今日なんですが」

と送られてきた。

今日か…急だな。

でも善は急げと言うし、
行ってみるか。

「参加します」

予定も入って
いなかったので、

ヨガの体験会に
参加することにした。

久しく夢中になれる
趣味がなかった私は、

ヨガが熱中できるものであれば
いいなと
思っていたのだった。


そして体験会。

体験会の参加者の
9割以上は女性で、

男性は私1人である。

運営側で男性は2人いたが、
20人ほどいる参加者の中で
男性が自分1人だけなのだから
「ほぼ女性」と言っていいだろう。

体験会では、よくある
ヨガのポーズをとったり、

精神集中のようなことを行った。

そして、少し
変わっていると感じたのが、

チャクラや宇宙の法則などの
話も所どころ
出てきたことだ。

今思うとその時点で
普通ではないのだが、

その時の私は
「そんなものなのかな」

くらいにしか考えていなかった。

どこにでもいる主婦や
若い女性ばかりだったので、

普通のヨガ教室だと
思い込んでしまった。

それにしても、講師をしている
I先生の迫力が半端じゃない。

全身からエネルギーが
ほとばしっているようだ。

年齢も50歳近くと
言っているが、

もっと若く見える。

ヨガ歴20年とのことだが、
ヨガを続けていると
見た目も若くなるのか?

話も分かりやすく、
非常に好感が持てる
先生であった。

そして体験会も終わり
帰宅すると、
Kさんと電話で
話をすることになった。

Kさんは、

「晃司君が良ければ、
 I先生が個別で
ヨガ教室を開いてくれる」

という提案をしてくれた。

それは願ってもないことだ。

私はKさんに
「ぜひお願います」と伝え、

I先生との個別ヨガ教室に
通えることになった。

一体、どのようなことを
教えてもらえるのだろうか?

かなりウキウキした気持ちで、
私は最初のヨガ教室に
向かうのであった。

・・・・・

待ちに待った最初のヨガ教室。

瞑想や呼吸法を
学びたいと思っていた

私の気持ちとは裏腹に、

最初は座学から
スタートするとのことだった。

ちょっと残念な
気持ちになったが、

まぁ仕方がないだろう。

何事も基礎が重要だから、
座学も大切な要素なのだと思った。

しかし、そんな残念な気持ちは、
すぐに吹き飛ぶことになった。

初めて聞くヨガの話は、
私を夢中にさせるものだった。

元々、ヨガは宗教的な
考えから
始まっている。

六道輪廻という言葉を
ご存じだろうか?

六道とは、

‐天界
‐阿修羅
‐人間界
‐餓鬼
‐動物
‐地獄

という6つの世界があり、

生まれ変わりによって
この6つの世界をグルグルと
何度も転生しているという考えである。

基本的に、ヨガでは
この六道の世界で輪廻転生を
繰り返すのは苦しみだと考えている。

その理由は大きく2つある。

1つは、この世は『無常』だから。

世の中の物事は
常に変化しており、
一定のものは存在しない。

どれだけ大きな成功を収めても
身体は老い、いずれは死が訪れる。

その時には、苦労して
手に入れた大金も

この世に置いて
いかなければいけない。

例え好きな人と
付き合えたとしても、

仲が悪くなり
れることもある。

結婚して円満に
過ごせたとしても、

いずれは死が二人を
分かつことになる。

無常であるが故に、
現世の幸せは
いつか無くなる日がくる。

その幸せを手放す時の辛さは、
耐え難いものがある。

何事も表裏一体。

幸せの裏側には、
苦が潜んでいるのである。

ゆえにこの世は苦しみであると。

2つ目は、輪廻転生の際に、
餓鬼、動物、地獄などの

人間界よりも低い世界に
生まれ変わるリスクがある。

これらは三悪趣と呼ばれ、
人間界よりも圧倒的に
苦しい世界だと言われている。

しかも、苦しむ年数が
膨大なのである。

何十年という単位ではない。

何十億年、何百億年、何兆年という
想像を絶するほどの年月を
苦しみ続けなければいけない。

これはヨガの経典に
書かれている“らしい”。

「らしい」と表現したのは
自分で経典を読み解いた
わけではないし、

経典も解読する人によって
解釈が
分かれるため、

鵜呑みにしてもいいのか
分からないからである。

どの宗教にも
当てはまると思うが、

結局は経典をどのように
解釈するかで
意味合いが
大きく変わってしまう。

だから、世の中には
これだけ多くの宗教があり、
争いが起きているのだと思う。

話を戻そう。

I先生のヨガ教室では、
ヨガの本質を教えてもらえたのだ。

一言で言えば『真理』と表現できる。

ヨガや仏教の目的は
修行によって六道輪廻から
抜け出して、

ニルヴァーナ
(極楽浄土のような世界)に

到達することなのである。

初めてヨガの
世界観を聞いた私は、

「そんな世界があるのか!」

と心底感動したものである。

今振り返って考えると
あっさり信じすぎたと思うが…

でも個人的には、世の中は
目に見えない何かによって
動いていると感じることがあった。

さらに、私は精神世界や
スピリチュアル的なものを
信じる傾向が強かったので、

あまり疑うことなく
話を呑み込むことができた。

I先生は、

‐宇宙の話
‐カルマの法則(因果律)
‐ヨガの戒律(十の戒め)
‐功徳の重要性

などを分かりやすく教えてくれた。

どれも非常に興味深い
内容ばかりだった。

本質・真理と呼べる世界は、
私の心を高揚させた。

今まで言葉にできず
モヤモヤしていたものが
パッと晴れたような気分になった。

目に見えない本質的な
世界を知ることができて、

急に賢者にでも
なったような気分であった。

「これはすごい」

素直にそう思った。

I先生のヨガ教室に
10回ほど通った頃だろうか。

私に大きな転機が
訪れることになった。

その転機は、私の考えを
大きく変えることになるのであった。

・・・

・・・

【中編】につづく

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