【特別編】 投資詐欺で2,300万円の損失を出した全貌を赤裸々告白

【特別編】 投資詐欺で2,300万円の損失を出した全貌を赤裸々告白

【前回の話】第9話

小川からのあいさつ

ここまで記事をご覧いただき誠にありがとうございます。

Kの投資詐欺事件については、本編的な話は第9章で最後になります。

ここまでご覧いただき、いかがでしたでしょうか。

今までの話は、私が実際に経験したことを記憶と記録を頼りに書き起こしたものです。

記憶を頼りに書いた部分もありますので、全てを完璧に再現したとは言えませんが、“ほぼノンフィクション”と言っていい
内容になっています。

お金の集まり方やKの銀行の残高証明の金額、具体的な数字は手元にある書類を確認して書いたので、間違いないはずです。

正直「ここまで具体的に公開してもいいのか」というくらいリアルに書きました。

ここまでの記事で、薄い本1冊分くらいのボリュームがあります。

本当はもっと短くまとめるつもりが、書いているうちに書きたいことが増えて、結局これだけの長さになってしまいました。

あまり言いたくはありませんが、書いていて悔しさが込み上げてきて涙が流れたこともありました。

記事を書くにあたって、過去のLINEや記録を何度も読み返しましたが、自分が犯してしまった過ちの大きさを再認識しています。

巻き込んでしまった皆様には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

まだ全然償いが出来ていませんが、これから再起して少しでもお役に立てるような人間になりたいです。

私は今回の事件を通じて悪い因果も沢山作ってしまいましたが、大きな経験も積むことができたと思っています。

今振り返っても「投資は重要なスキル」という考えは、やはり変わっていません。

誰かからお金を預かって運用するということは二度とやりませんが、自分自身で投資の勉強をしてスキルを磨いていきたいと思っています。

それでは、これから今回の記事の特別編を公開していきます。

特別編では「投資詐欺に遭わないための知識」を詰め込みました。

ぜひ、最後までお付き合いください。

詐欺師があなたのお金を狙っている

いきなりこのようなことを申し上げるのは心苦しいですが、最初に伝えたいことがあります。

「多くの詐欺師があなたの大切なお金を狙っている」

このリスクを念頭において、これからの話をご覧いただきたいです。

詐欺師と表現すると大げさに聞こえるかもしれませんが、実際に世の中にはあなたを損させる仕組みがたくさんあります。

それら全てを避けるのは困難ですが、壊滅的なダメージを避けるために、ある程度の知識を持ち合わせる必要はあると思います。

人は誰しも「自分は大丈夫」という根拠のない過信を抱いているものです。

私もそうでした。

自分が詐欺に巻き込まれるとは考えてもいませんでしたし、ましてや巻き込む側になるなんて想像もしていませんでした。

しかし、結果は12人の方を巻き込み、2,300万円の損失を出してしまったのです。

この経験から断言できますが、誰しも詐欺に巻き込まれる可能性はあります。

詐欺師と言われる人種は、知識がなくて警戒心の薄い「カモ」を四六時中探しています。

そして詐欺師は、パッと見た感じは詐欺師とは思えない人間です。スッと懐に入り、信用を勝ち取り、気がつけば大金をむしり取ってくるのです。

もしかすると、あなたの大切なお金も詐欺師が虎視眈々と狙っているかもしれません。

カモにされないために、私が実際に経験して得た気づきをシェアしますのでご覧ください。

ここまでの話で、私が投資詐欺でどれだけの損失を出してしまったのか赤裸々に公開しました。

人によっては「私は投資なんて絶対にやらない」と考えてしまうかもしれません。

それも選択肢の一つです。

しかし、結論を言うと私は投資をした方がいいと思っています。

これだけ大変な思いをしているのに、なぜそのようなことが言えるのか。

私がこれから伝えることを客観的に見て今後の判断材料にしていただきたいです。

なぜ投資をすべきなのか?

私は多くの方が「投資をすべき」だと考えています。

大金持ちでもう一生食うには困らない、という方は必要ないかもしれませんが、そのような方は少ないと思います。

この記事を見ている方の多くは、会社勤めで生計を立てていると思います。

誤解をしていただきたくないのですが、別に会社勤めが悪いと言いたいわけではありません。ただ会社勤めの場合は、
基本的に自分の意思で収入を上げることはできません。

社長やオーナーが決めた収入を毎月得ていくことになります。

思い切って「給料を上げてください」と言っても、その意見が通ることは稀です。

業績が毎年右肩上がりであれば、社員のボーナスにも反映されるのでしょうが、そういうところは少ないと思います。

今の収入に満足していなければ、ほかにも収入源を作る必要があるのです。

しかし、会社勤めをしながら収入を増やすには、いくつかの制約があります。

会社によっては副業禁止のところもあるでしょうし、インターネットで顔出しするのは厳しい方も多いと思います。

そこでオススメできる手段の一つが『投資』なのです。

投資であれば、インターネットで顔出しする必要もありませんし、どこかに本名を公開する必要もありません。

結婚していれば奥さんの名義で証券口座を作ればいいですし、色々工夫をすることができます。

もちろん投資にも色々な種類があります。

投機的なリスクの高いものもあれば、債権のように低リスクのものもあります。

ご自身の資産規模や目的に合った投資方法を選択していくことが大切です。

あなたにとって投資とは?

今から、ちょっと違った角度からあなたに質問したいと思います。

「あなたにとって投資とは?」

この問いかけに対してどのような回答が出てくるでしょうか?

・危険・危ない
・株やFX
・お金を増やすための手段
・ギャンブル

など。色々な答えが出てくると思います。

実際に「投資」という言葉を調べてみると、

『利益を得る目的で事業などに資金を出すこと。将来の利益のために多額の金銭を投入すること』

このように出てきます。

つまり投資とは、将来のリターン(利益)のために今持っている資金を投入する行為です。

この記事をご覧いただいている方の中には、投資に対して良いイメージを持っていない方もいるかもしれません。

しかし、資本主義経済の日本にいる私たちにとって投資は非常に身近な存在です。

そもそも経済自体、投資がなければ成り立たないものなのです。

「企業が銀行からお金を借りる」

これも銀行側からすると企業に投資をしていることになります。

銀行から融資を受けて事業拡大をしている企業は全国に沢山あります。

ほかにもビジネスを立ち上げる時に、投資家から出資を受けて起業する方も大勢います。

日本全体を見渡して考えてみると、投資をする人と投資をされる人がいることで、経済活動が回っているのです。

それだけではありません。

「一般の方にも身近な投資」を考えると“銀行への預金”もある種の投資行為と言えます。

定期預金では、ある一定以上の元金を銀行に預け、決まった利息を受け取りますよね。

定期預金では、元金を一定期間引き出せないという制約が発生するため、資金の流動性は下がります。

しかしその分、普通にお金を銀行に預けるよりも高い金利を得ることができます。

銀行口座に普通にお金を入れていても、金利なんて本当に微々たるものですよね。

あれは資金の流動性を高めているため、逆に金利が低くなっているパターンと言えます。

ほかにも、少し視点を変えると、会社に勤めて給与をもらう行為もある種の投資と言えなくもありません。

投資するのは、皆さんが持っている「時間」です。時間という資源を投資して給料という利益を得ているのです。

時給制のアルバイトが分かりやすいですよね。

仮に時給1,000円だとしたら、1時間という時間を投資して1,000円のリターンを得ているのです。

自分の時間と労力を投資して、毎月決まった給与を頂く。原則は月給制でも同じです。

自分自身が金銭的なリスクを負っていないので、リターンを大きく取ることは難しいですが、堅実な投資と言える行為です。

しかし、株式トレードやFX(為替取引)では、投機というリスクの高いものに分類されるので、イメージがガラッと変わってしまいます。

リスクが高くなるとリターンも大きく取れる可能性はありますが、損失が大きくなることもあります。

そのように分解して考えていくと、経済活動はリスクとリターンの関係で成り立っていると言えます。

投資に絶対はありませんし、確実という言葉も存在しません。

あるのは「どれだけのリスクを負い、リスクに対してどれだけのリターンが望めるか」というリスクとリターンの関係だけなのです。

なぜ小川は騙されたのか?

こんなに偉そうに投資について書いていますが、私も騙された人間の一人です。

ですから、私の情報も鵜呑みにしないでください。きちんとご自身で判断していただきたいと思います。

私が騙されてしまった要因としては、いくつか決定的なものがあります。

・組む相手を間違えた(Kの本質を見抜けなかった)
・自身の投資知識が浅すぎた
・パソコンから直接取引履歴と銀行の残高を確認しなかった(Kが提出してくる紙ベースの情報を鵜呑みにしてしまった)
・外部からお金を集めてしまった

このような要因が被害を拡大させてしまう結果を招きました。

そもそも、Kの本質を見抜けなかったのが一番の落ち度です。

事業は何をやるかも重要ですが「誰とやるか」はもっと重要です。

詐欺師と組んでビジネスをやると、絶対に良い結果は生まれません。

さらに私自身、投資に関する知識も浅かったので、Kの言うことを鵜呑みにしてしまいました。

Kのパソコンから直接ログインして取引履歴や銀行の残高を確認したこともなかったですし、その必要性があるとも思っていませんでした。

私にある程度の投資知識があれば、Kと組む前に「おかしいな」と思うことができたはずです。

極めつけは、周りからお金を集めてしまったことです。これによって私は、周りに甚大な被害を与えてしまいました。

事業を開始した当初、私はKの投資スキルが本物だと思い、多くの方に知ってほしいと思いました。

Kの投資に出会うことで人生がより良い方向に向かう方が増えると思ったからです。

しかし、結果は最悪の運用サービスを広めてしまいました。知らなかったとは言え、詐欺の片棒を担いでいたのです。

これが真っ当なサービスなら話は変わっていたのですが……

Kと組んだことは本当に悔やまれます。

しかし、私が起こしてしまった結果だけを見て「投資は悪」とは考えてほしくありません。

実際に投資で人生を好転させた方も世の中には大勢いらっしゃいます。

ただ、投資で利益を出すためには、リスク管理が必要不可欠ですが、多くの方は他人に資金を任せると思考停止になりがちです。

「プロに任せているから大丈夫」

こうなってしまうと、自分で考えることを止めてしまい何か起こった時に対応できません。

常に投じた資金に対しては「リスクがある」という認識を持たなければいけないのです。

投資詐欺の恐怖

投資詐欺の怖いところは、今まで頑張ってコツコツと蓄えてきたお金が、ある日突然無くなってしまうことです。

運用の破綻は、本当に突然起こります。

お金を預けた本人は、いきなり資金が無くなるとは思っていません。当然、頭ではリスクを分かっていますが、それでも「自分は大丈夫」という感覚を捨てきれないのです。

そのため「運用に失敗した」と聞いても、すぐに状況を受け入れることができません。時間が経つにつれて、ジワジワと実感が湧いてくる方もいます。

そして投資詐欺の被害に遭うと、預けた資金を回収できない可能性が非常に高くなってしまいます。ここを多くの方が見落としています。

詐欺案件にお金を入れてしまうと、資金回収するのが本当に難しいのです。

「訴えて勝てば資金を取り戻せる」なんて簡単な話ではありません。相手が資金を隠している口座や場所を特定しなければ、資金回収ができないのです。

今はひと昔前と法律が変わり、賠償請求を逃げ続けると刑事事件化することになりました。詐欺師にとっては重い罰が与えられますが、それでも投資した資金が返ってくるとは限りません。

投資詐欺にお金を出してしまったら資金回収は困難。これは絶対に頭に入れておいてください。

そもそも、資金を集める方も最初は真っ当に運用しようと考えている場合もあります。

決してKを庇うわけではありませんが、Kも最初は運用で利益を出そうと考えていたはずです。Kの状況でわざと損失を出すわけがありませんから。

しかし、結果的に多額の損失を出してしまいました。

本当は、最初に損失を出した時点で事実を公開すればいいのですが、Kは人として未熟なのでしょう。

結果が分かりきっているにも拘らず、損失を出したことを隠すために嘘をついてお金を集め続けました。

お金を出してくれた方に利息を払うために、後から集めた方のお金を利息の支払いにあてる。

このような状態を”自転車操業”といいます。

自転車操業が続くと、巻き込んでしまう人も多くなるので、損失額は膨れ上がっていきます。気づいた時には、もうリカバリーできないところまで事態は悪化しているのです。

その結果、想像を超える投資詐欺に発展し、沢山の方が被害に遭うことになります。

きっと新聞などで見かける数億円、数十億円という投資詐欺も原理は同じなのでしょう。私は今回の事件を間近で見てそのように感じました。

今回の被害額は約2,300万円でしたが、あと1年あれば1億円以上の資金が集まっていたと思います。

そう考えると、投資で周りからお金を集めるのは本当に怖いことだと思いました。

Kも最初から数千万円の損失を出すつもりは無かったはずです。

しかし、最初の小さな嘘を隠すために、損失が雪だるま式に大きくなってしまいました。

自転車操業の破綻は、ある日突然訪れます。その時には、集めた資金は全て無くなっているのです。

警察もあてにできない

投資詐欺の厄介なところは「立件の難しさ」にあります。

本来、詐欺事件は刑法で裁かれるので警察も協力してくれることになっています。

しかし、実際に警察に相談に行くと、落胆する回答が返ってきました。

「詐欺事件を立件するのは難しい。Kは最初運用をしているので、おそらくこの事件は立件できない」

これが警察の回答でした。

そもそも詐欺行為というのは「運用する」と言ってお金を集めたのに、全く運用をせずに逃げてしまったり、違う使い道でお金を無くした時に成立します。

今回の場合で言うと、Kは最初のうちは実際に運用をしています。

実際に運用をしているなら、それは詐欺行為ではなく単なる運用の失敗と判断されて罪に問えないというのです。

警察からそのような返答だった時は、本当に落ち込みました。

日本は詐欺師を野放しにする国なのだと思いました。

ただ、そこで諦めて欲しくはありません。

その次に私は、弁護士に相談に行きました。

優秀な弁護士を探す

警察に相談した後、私は知り合いの経営者のアドバイスで、弁護士に今回の事件を相談することにしました。

すると、弁護士からの回答は「訴えれば勝てる」というものでした。

警察と言っていることが違いますね。その辺りも解説していきます。

弁護士の見解では、今回の事件でKには二つの罪が問えるようです。

・詐欺
・出資法違反

詐欺を立件するのは確かに難しいようです。

お金の流れを証明しなければいけませんから。

しかし、警察が言っていたように、運用をしていたから詐欺に問えないということはないようです。

お金を集め始めた当初は運用をしていましたが、途中からKは運用をせずに、集めたお金を利息の支払いや飲み代、生活費に充てています。

社債で集めたお金が運用以外で使われていれば、その部分に関しては詐欺行為として訴えることができるのです。

しかし、そのためにはお金の流れを正確に把握して、

「●月●日に集めた社債は運用に使われていないから、この部分に関しては詐欺行為に該当する」

と証明していく必要があります。

このお金の流れを証明するのが非常に難しいのです。

私は実際に証券口座や銀行口座にログインしてお金の流れを追ったので、どの期間で集めたお金が詐欺に該当するのかを調べることができます。

しかし、普通はそこまで調べる前に詐欺師は行方をくらませます。そうなると、詐欺行為を証明するための証拠が不十分になってしまうのです。

仮に証拠があったとしても、そもそも警察はお金の流れを追うのが好きではありません。

傷害や殺人のような分かりやすい事件であれば積極的に捜査をしますが、詐欺事件のように数字を追って証明していく難しい事件には関わりたくないのです。

そのため警察と弁護士が言っていることに食い違いが出てしまったのでしょう。そのまま警察の回答を鵜呑みにしていたら、大変な誤解をしたまま終わっていたところです。

警察も人間ということですね。面倒なものは面倒ということですね。

しかし、弁護士も詐欺を立件するのは難しいとは言っていました。そのため今回の事件で確実に勝てるのは「出資法違反」で訴えることです。

余談ですが、元ライブドアの堀江貴文氏が捕まった時に適用された法律ですね。

Kは残高証明を偽造してお金を集めていました。私の手元には証拠もありますので、出資法違反であればほぼ間違いなく勝てます。

訴えてこちらが勝てば、Kには前科がつくことになります。

前科がつけば、次に同じような詐欺行為をした時に、より重い罪に問うことができます。Kも刑事告訴は避けたいはずです。

しかし、前の章でもお話したように、刑事告訴をしてしまうとお金が返ってくる見込みが、さらに低くなってしまいます。

Kは現状、自己破産しようとしても詐欺行為を働いているので裁判所から免責が出ない確率が極めて高い状況です。

当然返済する義務はありますが、Kにお金が無ければ、結局投資したお金を取り戻すことはできません。

さらに実刑がついてKが刑務所に入ってしまうと、その期間は返済が完全にストップしてしまいます。

Kが刑期を終えて姿をくらませたら、返済させるのは本当に難しい状況になるでしょう。

債権者の皆さまも、お金が返ってくるのであればそれが一番良いわけですから、むやみに刑事告訴ができないのです。

あちらを立たすとこちらが立たず、という状況に置かれています。

訴えてお金が返ってこなくなるなら、訴えるメリットが低くなります。

逆に費用と労力が掛かりますので「訴えない方がマシ」という考えに至ることも多いのです。

結果、詐欺事件は泣き寝入りをする方が非常に多いのが実情なのです。

日本は詐欺師に甘い国

今回の一件で実感したのは「日本は詐欺師に甘い国」ということです。

大物政治家の汚職のような大きな事件になると話は変わると思いますが、投資詐欺は警察も積極的に捜査はしてくれません。

これは、実際に警察の対応を見て感じたことです。

法律面で考えても、詐欺の立件は非常に難しいですから、結果泣き寝入りする方が大勢います。

すると、詐欺師はまた新たな詐欺を起こし、多くの被害者を生み続けることになります。

おそらくKも、またどこかで詐欺行為をしているのだと思います。そう考えると、やるせない気持ちになります。

詐欺師というのは、お金をむしり取れるところを虎視眈々と探しています。

Kの身なりや雰囲気は全然詐欺師っぽくありません。しかし、多くの方を騙してお金を集めていました。

本物の詐欺師は、詐欺師っぽくない場合が非常に多いのです。実際にKのような人間は、ほかにもいると思います。

世の中には、想像以上に悪いことを考えている人は多くいるのだと思った方がいいでしょう。

投資詐欺はこうして見破れ!

不景気と言われている時期は、投資の業界は盛り上がると言われています。

仕掛ける側の人間が、人々の不安な心を煽ってお金を集めていくのです。

ネットワーク方式になっている投資や仮想通貨など、タケノコのように次々と色々な投資話が出てきています。

聞いていると「それはヤバイだろう」と思う話もあります。

しかし、多くの場合は「よく分からない」と感じる話ばかりです。

大切なのは「よく分からない投資には手を出さない」ということです。

話をしてくる方も

「画期的な投資」
「今までにない」
「堅実な」
「固い」
「間違いない」
「他とは違う」
「今がチャンス」

という謳い文句を上手に使ってきます。

しかし、営業トークに惑わされてはいけません。絶対に安全な投資なんて世の中には存在しないのです。

投資でお金を集めようとしている人がいたら、ほぼ間違いなくその方は営業マンです。

つまり手数料や報酬が貰えるから、あなたに投資話をしていると考えた方がいいでしょう。

投資話をしてくる方の大半は、あなたが儲かるためではなく、自分が儲かるために話を持ちかけています。

その点も理解したうえで相手の話を聞くようにしてください。

そもそも優良な投資話は、一般の方に情報がくることはほとんどありません。

それはなぜか?

今、あなたがお金を集める立場になったと仮定して客観的に考えてみてください。

1億円を目標にお金を集めようとした時に、あなたはどちらの選択肢を選びますか?

①1億円出してくれる人を1人。
②10万円出してくれる人を1,000人。

この二つの選択肢を比較したら、どれが早くて簡単でしょう?

答えはシンプルですよね。

1億円出してくれる人を1人見つけてくる方が10万円出してくれる人を1,000人集めるより簡単です。

1,000人からお金を集めたら管理やアフターフォローにも大変な労力が掛かります。

出資者の人数が増えていくと管理経費も増加していきますから、お金を出してくれる方は少ない方がいいのです。そのため世の中の優良な投資話は、お金持ちに情報がいくようになっています。

お金持ちは「億」という桁を気軽に出せる人達です。少なくても数千万円単位のお金を即決で動かせる方でなければ、本当の意味で「美味しい話」はやってこないと思います。

数十万円単位の投資話がきたら「なんでこんな額のお金を集めるのだろう?」と冷静に考えてみてください。

数十万円単位の投資話で優良なものは、ほとんどないと考えた方がいいです。投資話の大半は、関わらない方が良いということです。

そして絶対に重要なのは『実績』と『証拠』を確認することです。

私がKに騙された致命的なミスの一つが、パソコンからアカウントにログインして直接取引履歴を確認しなかったことにあります。紙ベースで出された資料を鵜呑みにしてはいけません。

取引履歴もプール金も全てアカウントにログインして、直接自分の目で確認するまで一切信用してはいけないのです。

あと、投資はリスク面も十分に理解したうえで参入すべきです。

投資をやると決めた時も余剰資金で行い、最悪資金が無くなることも考慮しなければいけないのです。

騙された時に何をすべきか?

もし関わった投資話が詐欺的な内容だった場合、まず始めに行うべきことは本人の身柄確保です。

詐欺行為をした人間は、真っ先に行方をくらまそうとします。正直、本人にいなくなられたら本当に厄介な事態になります。

解決する方法を模索したいと思っても詐欺師本人がいなければ、話は先に進みません。

まず本人の身柄を確保して、詐欺行為をした証拠を全て抑える必要があります。

・運用の取引履歴
・口座の入出金記録(口座間のお金の流れ)
・口座の残高
・お金の使い道(領収書や購入履歴)

これらを本人のいる前で直接確認するのが望ましいです。

「ここで集めたお金は、●●に使ったということで間違いないか?」と詐欺師本人にお金の流れを認めさせて、それを証拠として残すのです。

録音も忘れないようにしましょう。

証拠を残しておけば、仮に訴えることになっても状況を有利に持っていくことができます。

しかし、最初に本人が雲隠れして証拠を確保できなければ、詐欺行為を証明できません。

本人もいないからお金も返ってこない。証拠もないから訴えられない。

まさに八方ふさがりの状況になります。

まずは本人の身柄を確保して状況を正確に把握すること。それが非常に重要なことだと思います。

何に投資をすべきか?

冒頭に私は「投資はした方がいい」とお伝えしました。

投資という言葉を聞くと、株・FX・債権・先物などの取引をイメージする方が多いと思います。しかし、投資というのはそれだけではありません。

自分自身のスキルアップにお金を使うことも、立派な投資行為だと言えます。

本を読む。教材で勉強する。セミナーに参加する。

怪しい投資話に乗ってお金を出すくらいなら、自分自身のスキルアップに投資をした方が何千倍も良いと思います。

「自分自身への投資」が最も確実で高いリターンをもたらす投資と言えます。

しかも、知識やスキルは一度身に付けてしまえば、お金と違って誰かに奪われることはありません。

最も安全安心な投資先です。

もし、株やFXのようなお金でお金を生み出す投資を始めたいと考えているのであれば、自分自身で投資スキルを身に付ける」と覚悟を決めた方がいいと思います。

自分で投資ができるようになれば、それは一生もののスキルですし、誰にも奪われることはありません。

そもそも怪しい投資話に乗る必要も無くなります。

投資は、資本主義において最も効率良くお金を稼ぐ方法の一つです。

誰かを雇う必要もありませんし、組織化する必要もありません。固定費を極限まで抑えて、利益を積み重ねていくことができます。

投資の利益は税金も安いですから、手元に残る利益も多くなります。

多角的に考えていくと、投資スキルは経済的自立を果たすうえで極めて重要なものだと言えるのです。

最後に

特別編を最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

ここまでご覧いただけて感謝の気持ちでいっぱいです。

私は今回の投資詐欺で痛感したことがあります。

それは「人は簡単に騙されてしまう」ということです。

冒頭でもお伝えしましたが、私は投資で騙されるなんて1ミリも思っていませんでした。

騙されるだけではなく、人を巻き込む側になるなんて考えたこともありませんでした。

しかし、実際には12人の方を巻き込み、約2,300万円の損失を出してしまいました。

詐欺師は、最初信用を得るために様々なことを仕掛けてきます。

一見人を騙すようには見えませんし、最初のうちは利息の支払いも行います。

徐々に信用を勝ち得ていき、最後はあなたのお金を奪って行方をくらませてしまうのです。

今回の事件で私は、投資の魅力と怖さの両方を知ることができたと思います。

投資は上手に行えば高いリターンをもたらしてくれますが、同時に様々なリスクも内在しています。

お金でお金を生み出す投資に絶対はあり得ません。運用を他人に任せるとしても、自分で運用するとしても、最後に決めるのは自分です。

結局は全て自己責任なのです。

自己責任だとするなら、自分の資産は自分で守れるように知識とスキルを身に付けた方が良いと考えています。

私は今回の事件をきっかけに、より深く投資について勉強したいと思いました。

ぜひ、今後とも良い形でお付き合いいただけると嬉しいです。

お互いより良い人生を送れるようにがんばってまいりましょう!

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

Webライター 小川こうじ

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