今回の記事では、情報発信する上で極めて重要な「サムネイル」について解説していきます。サムネイルはブログだけではなく、YouTubeで情報発信をする際にも極めて重要なポイントになります。
ぜひ今回の記事を参考にして頂きたいです。
サムネイルとは?
そもそもサムネイルをご存知でしょうか?インターネットで検索すると以下のように出てきます。
画像や印刷物ページなどを表示する際に視認性を高めるために縮小させた見本のこと。
※Wikipediaより抜粋
YouTubeやブログで見かける「目立たせるための画像」のことですね。私のブログやYouTubeで例を出すと、このようなものです。
▼小川のブログのサムネイル

※ブログのタイトルの上にある画像や写真がサムネイルです。
▼小川のYouTubeのサムネイル

このようにサムネイルは「写真+キャッチコピー」で構成されることが多く、サムネイルがあることによって、よりブログやYouTubeで発信しているコンテンツが目立つようになるわけですね。
サムネイルは手を抜かない!

ここで結論をお伝えすると、サムネイルはブログのクリック数やYouTubeの視聴者数に直結する極めて重要なポイントです。
詳しく解説していきますが、サムネイルで手を抜いてしまうと大損します。せっかく頑張って作ったコンテンツも台無しになってしまうことに繋がるので、サムネイルはきちんと作り込む必要があるのです。
YouTubeの視聴者数を伸ばす最も大切なポイント

YouTubeで情報発信をする際に、視聴者数は極めて重要な指標です。多くのYouTuberは、チャンネル登録者と視聴数を重要視しています。
チャンネル登録者数と視聴数は相関関係にありますし、視聴数は広告収入に直結する数字ですからね。
そして、この視聴者数を伸ばすために最も意識しなければいけないのがサムネイルなのです。
よく誤解されるのが「面白い動画作れば見てくれる人が増えて拡散される」というものです。そもそも前提の考え方がズレています。
動画を見ていない段階では、動画の内容が良いかどうかは判断できないからです。視聴者が動画を見るか判断するポイントは、サムネイルやタイトルで「面白そう」と感じるかどうかです。
つまりYouTubeで動画を見るかどうかの判断基準になるのはサムネイルであり、サムネイルで手を抜いてしまうのは、視聴数を伸ばすことを放棄しているのと同義なのです。
サムネイル画像の探し方
では、具体的にどのようにサムネイルを作ればいいのか?
サムネイルを作るためには、まずベースとなる画像・写真が必要です。私がサムネイルの画像を用意するために行っている方法は3つです。
画像・写真を用意する方法1:写真やイラストの素材サイトを活用する

まず1つ目の方法は、写真や素材を提供してくれているサイトを活用することです。素材サイトは有料のものから無料のものまであり、サイト自体たくさんあります。
私がよく使うのは「Pixbay」という素材サイトです。クオリティの高い写真が無料でダウンロードできます。サイトへの登録なども必要ないので、手軽に使うことができます。
他には「いらすとや」は汎用性の高いイラストが数多くありますのでおすすめです。見覚えのあるタッチのイラストですよね。使っている方も多い素材サイトです。
ただ無料サイトの場合は、競合と被ってしまう確率が高いので、差別化が難しくなります。大きなデメリットとは言えませんが、その点は念頭に置いておく必要がありますね。
画像・写真を用意する方法2:オリジナルの画像を作る

私は、ブログのサムネイルや途中に差し込む画像の一部に、オリジナルの画像を使っています。上記でも使っていますが、このようなものです。

この画像に文字を入れて、サムネイルにしたり、記事中に差し込んで見出しとして使っています。このような簡単なデザインでしたら、作るのはそれほど難しくありません。
Windowsに入っている「ペイント」というソフトで枠を作り、ロゴを配置しただけで出来てしまいます。
このような画像を一度作ってしまうと、色々なところに活用できるので使い勝手が非常に良いです。個人的には、かなりおすすめできます。
画像・写真を用意する方法3:自ら写真撮影する

3つ目の方法は「自ら写真撮影する」です。これはある意味一番簡単な方法とも言えます。
自ら撮影した写真であれば著作権などの心配もいりませんし、自由に使うことができます(もちろん他の人が映っていてはいけませんが)
普段から色々なところで写真撮影をしておくことで、サムネイルに使う素材が増えていきます。情報発信をしている方でしたら、意識して写真撮影をしていくことをおすすめします。
画像・写真を用意する方法4:スクリーンショットで切り取った画像を使う

4つ目の方法は「スクリーンショット(スクショ)で切り取った画像を使う」というものです。
これは他の方の発信者とは違った方法かもしれませんが、私はスクショで切り取った画像をよく使っています。
撮影した動画を一時停止して、その画面のスクショを取ることで、写真に近い形で素材を用意することができます。
ただ、この方法は画質がやや劣ってしまうのがデメリットです。
YouTubeのサムネイルであれば、サムネイルの画質が多少落ちてもさほど気になりません。もし、良い写真がなければ、動画のスクショを撮って活用するのも一つの手だと思います。
サムネイルの作り方

素材(画像・写真)の用意ができたら、次に素材にキャッチコピーを入れていきます。正直、使いやすくて目的を果たせるのであれば、どのソフトを使っても問題はありません。
私が使っているのは、無料の画像編集ソフト「GIMP」です。サムネイルの文字を入れるくらいでしたら、有料のソフトでなくても問題ありません。
より高性能な編集をしたい方は、有料のソフトを検討しても良いかもしれませんが、最初は無料ソフトで使い勝手の良いものを探しても問題ないと言えるでしょう。
GIMPの使い方については、正直Googleで検索して頂いた方がいいと思います。解説記事が沢山出てきますので、ぜひ検索で調べながら活用してみてください。操作自体は、それほど難しくはありません。
あと、最近ではソフトをインストールしなくても、ブラウザで編集ができるサイトも出てきています。それがこの「canva」というサイトです。
初心者向けに使いやすいように設計されていますので、もしソフトをインストールするのに抵抗がある方は、こちらを試してみるのも良いと思います。
最も重要なのはキャッチコピー

サムネイル作り最も大切なのは、素材に書き込むキャッチコピーです。このキャッチコピーによってクリック率や視聴数が大きく変動します。
大げさに聞こえるかもしれませんが、サムネイル次第で動画を見てもらえるかどうか決まります。そしてサムネイルの質はキャッチコピーによって決まると言ってもいいです。
サムネイルのキャッチコピーで注意すべき点は「いかに興味深い文言を考えるか」です。見てもらいたい対象にとって興味性が高く、思わずクリックしてしまうようなキャッチコピーにすべきです。
サムネイルのキャッチコピーは、動画のタイトルをそのまま引用すべきではありません。
なぜなら、動画のタイトルは多少文字数を入れることができますが、サムネイルは小さな画像に文字を詰め込むことになるので、どうしても文字数に限りが出てきます。
タイトルよりも、短い単語でインパクトを与えなければいけないわけです。短い単語でインパクトを与えるためには、言葉選びが重要になります。
キャッチコピーの作り方については別の記事で解説しています。そちらを参考にしてください。
ブログも動画も、見てもらえなければ存在していないのと同じです。サムネイルのキャッチコピーは適当につけずに、常に創意工夫するように意識してくださいね。
小川もチャンネル登録者が伸び始めた
私もサムネイルに気を使い始めてから、チャンネル登録者数が徐々に伸び始めました。
もちろん更新頻度や動画のクオリティなど、様々な要因があるとは思います。しかし、サムネイルもチャンネル登録者の伸びに、大きな影響を与えている可能性は高いと判断できます。
YouTubeで情報発信をしている競合も、サムネイルに配慮しています。こちらが手を抜いたサムネイルでYouTubeで情報発信をしていると、どんどん差を付けられてしまいます。
ぜひ、色々と試行錯誤してサムネイルを作成して頂けたらと思います。
動画でも解説しています
※※※動画準備中※※※
・サムネイル画像は、クリック率を上げる上で極めて重要なもの。
・特にYouTubeでは視聴数に直結するので、サムネイル作りには決して手を抜かない。
・サムネイルで最も重要なポイントはキャッチコピー。ユーザーが思わずクリックしてしまうような、興味性の強いキャッチコピーを考えること。
サムネイル作りは、多くの方が考えている以上に重要なポイントです。より興味性の高いサムネイルを作って、視聴数やブログへのアクセス数を高めてください。
WEBコピーライター
小川 晃司