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見落としがちなSEO内部対策を行うことで検索エンジンの上位表示を狙う

 

今回のテーマは“内部対策のSEO”について解説していきます。ブログやサイトを運営していくのであれば、SEO(検索エンジン最適化)は欠かすことのできない重要なポイントになります。

 

ブログなどのオウンドメディアの場合、検索エンジンからの流入がメインになるわけですから。SEOを考えずに取り組んでいても、ブログの効果が半減してしまいます。

 

そこで今回は、SEO内部対策で重要なポイントについて解説していきます。これからブログ運営をしていくのであれば非常に重要なテーマですから、ぜひ参考にして頂きたいと思います。

 

コンテンツの質とSEO内部対策が大前提!

 

まず、SEOで前提となるのは“コンテンツの質”です。ここが最も重要なポイントになります。以前は、被リンクの数やテクニック的な部分で検索エンジンに上位表示させることができていましたが、今はコンテンツの質にこだわらなければ、Googleから「良いサイトだ」と評価されにくくなっています。

 

今後、ますますSEOはコンテンツの質が問われてくると考えられます。そして、気づいている人はコンテンツの作り込みに力を注いています。しかし、コンテンツの質以外にも忘れてはいけないポイントがあります。それが“SEO内部対策”です。

 

SEOを評価しているGoogleは、ロボットがクロールして評価しているわけですから、ロボットに評価されやすい設定をしていなくてはいけません。この設定を見落としていると、大きなマイナス評価を受ける可能性もあり得るからです。そこで、SEO内部対策もきちんと行うのが大前提となるわけですね。

 

SEO内部対策とは?

 

SEO内部対策とは「運営しているサイトのコンテンツをGoogleなどの検索エンジンに適切に評価してもらうための施策」です。検索エンジンで上位表示させるためには、コンテンツの質が大前提になるものの、そのコンテンツを適切に評価してもらわなければいけません。

 

Googleのクローラーにブログを適切に評価してもらうためには、

 

・サイト全体を検索エンジンのロボットにクロールされやすい構造にする。クロールの巡回頻度を増やす。つまりクロールの最適化

 

・一つひとつのページを検索エンジンから適切に評価される構造にする。ランキングエンジンがインデックスされた情報を読みやすいように作ること。つまりインデックスの最適化

 

この2つがポイントになります。「クロールの最適化」と「インデックスの最適化」は、分けて考えることが大切です。クローラーの巡回頻度が低ければ、巡回頻度を高める施策が必要ですよね。

 

逆に巡回頻度は高いのに検索順位が伸び悩むなら、コンテンツの質を高めてページを適切に評価されるようにしなければいけません。これら2つのSEO内部対策を行うことで、Googleからの評価も改善されるはずです。

 

どうやってGoogleの検索順位は決められているのか?

 

SEO内部対策を行う上で、大まかにでも検索順位が決定する仕組みを理解していた方がいいでしょう。

1.クローラー(ロボット)がサイトを巡回。サイトの情報を読み取る。

 

2.クローラーが読み取ったページ情報を検索エンジンデータベースにインデックス(格納)する。

 

3.インデックスされた情報を基にランキングエンジンが評価して検索順位を決定する。

 

このような流れになっています。WordPressでブログを公開すると、クローラーと呼ばれるGoogleのロボットが、サイト情報を収集するために巡回してきます。

 

ただクローラーが1回巡回しただけでは、ページ情報の断片しか収集されません。質の高いコンテンツを作っても、断片しか読み取ってもらえなければ、正確な評価をしてもらえませんよね。そこで内部対策のSEOが必要になってくるわけです。

 

必ず行うべき5つのSEO内部対策

 

それでは、具体的なSEO内部対策について解説していきます。SEO内部対策は、大きく分けると5つ。細かく分けると17つの項目があります。

 

それらを具体的に解説していきますので、参考にして頂けたらと思います。

 

SEO内部対策1:Googleクローラーの巡回頻度を増やす

 

まず一つ目の対策は「クローラーの巡回頻度を増やす」というものです。Googleなどの検索エンジンは、クローラーが巡回して、評価をしてくれるから検索エンジンに表示されるわけです。

 

クローラーが巡回にきてくれなければ、いつまでSEOで上位表示されないということになります。では、クローラーの巡回頻度を増やすにはどうすればいいのか?

 

クローラーの巡回頻度を増やすために行うべきことは、

クローラーを呼び込むための施策を行う

クローラーがサイト内を巡回しやすくするための施策を行う

 

それでは、クローラーの巡回頻度を増やすための具体的な3つの対策を解説します。

 

XMLサイトマップを送信する

Googleのクローラーを呼び込むためには「XMLサイトマップ」を送信するのが効果的です。XMLサイトマップとは、ブログ内の各ページのURLや優先度、最終更新日、更新頻度などを記述したXML形式のファイルのことです。

 

なぜ、XMLサイトマップを送信するのが効果的かと言うと、Googleのクローラーがサイトに訪れる巡回経路に関係しています。クローラーがサイトへの巡回経路として使うのは、2つしかありません。

 

1.サイトオーナーから提供したサイトマップを通じて巡回に来る

 

2.検索エンジンデータベースにインデックスされているサイトのリンクを通じて巡回に来る

 

クローラーがサイトマップを通じて巡回していることから、XMLサイトマップを送信することで、クローラーの巡回スピードが早くなります。

 

ブログを作ったばかりの時は、他のサイトからもリンクが無いですし、インデックスされている情報も少ない状態です。そのためXMLサイトマップを送信するのは、クローラーへの巡回スピードを上げるために重要な施策と言えるのです。

 

サイトマップを送信するのは基本中の基本ですが、見落としている人も多いので、ぜひ行って頂きたいと思います。WordPressの場合は、XMLサイトマップを送信してくれるプラグインもありますし、SEO関連のプラグインにも機能として付いていますから、それらを使えば全く問題ありません。

 

更新のたびにXMLサイトマップを再送信する

ブログに新しい記事を投函したり、過去の記事に変更を加えたりした場合は、その都度サイトマップを送信した方がいいでしょう。

 

「Google XML Sitemaps」のプラグインを活用していると、修正を行うたびにサイトマップが自動で送信されます。非常に便利ですから、プラグインを活用するのはオススメです。

 

手持ちのサイトからリンクを貼る

Googleのクローラーがサイトを巡回する経路として「インデックスされているサイトのリンク」から、自社サイトに訪れます。つまり、手持ちのサイトがいくつかあるなら、リンクを貼るというのは有効な手段ということですね。

 

もちろん、ペナルティを受けているサイトなら、絶対にリンクは貼らない方がいいですが。きちんと運営しているサイトやブログなら、リンクを貼ることでクローラーの巡回頻度を増やすことになりますから、積極的に行いたい方法ですね。

 

SEO内部対策2:Googleクローラーがサイト内を巡回しやすいようにする

 

Googleのクローラーが一度サイトに訪れてくれると、そこから内部リンクを通じてサイト内の別ページも巡回してくれるようになります。クローラーが巡回しているサイトであれば、以下の項目を実践するとSEOが改善するはずです。

 

2クリック以内に全ページにアクセスできるようにする

サイトの構成は、トップページからサイト内の全てのページに2クリック以内でたどり着けるのがベストです。

 

2クリック以内に各ページにたどり着ける構造だと、Googleのクローラーも巡回しやすくなります。スキメシブログもトップページから、カテゴリーページ、そしてカテゴリーに属している記事へと2クリック以内に全ページに到達できる構造にしています。

 

カテゴリーを設定する際も、検索エンジンで検索されるキーワードを基に設定すると、SEO的にも恩恵を得られます。多少面倒だと感じる部分だと思いますが、SEOのことを考えて、キーワードを調べてから設定するように心がけましょう。

 

パンくずリストを設定する

「パンくずリスト」とは、ユーザーがサイト内のどこにいるのか分かるように、ページを階層順にリストアップしてリンクを設定したものを指します。

 

WordPressの場合、大体はグローバルメニューのすぐ下にあります。パンくずリストがあることで、クローラーがサイト内のどの階層にいるのかを認識できます。

 

結果、クローラーがサイト内を巡回してくれやすくなるわけですね。地味な対策にはなりますが、パンくずリストは設定しておくことをオススメします。

 

ナビゲーションメニューをテキストで設定する

基本的にGoogleは、文字情報を読み取ってSEOの検索順位を決定しています。サイトやブログのナビゲーションメニューを画像で設定している人は多いですが、SEO的な視点で考えると得策ではありません。

 

画像のリンクよりもテキストリンクの方が、クローラーがサイト内を巡回してくれやすくなるからです。つまりSEO的に有利ということですね。

 

WordPressでメニューを設定する際は、基本的にテキストリンクになりますが、デザインに凝って画像をはめ込む方もいますから、その点は注意して頂きたいと思います。

 

ページネーションを数字で設定する

ページネーションとは、ブログの下部にある過去記事を読む時に使うボタンのことです。

 

図のようにページネーションが数字で設定している場合もあれば、「←新しい記事 古い記事→」という風に設定されている場合もあります。ページネーションが数字で設定されている方が、クローラーは全ページを巡回しやすくなります。

内部リンクを改善する

内部リンクを設定する時は、アンカーテキストには気をつけなければいけません。アンカーテキストとは、リンクが設定されているテキストのことです。

 

「こちらの記事」や「このリンク」などの表現でアンカーテキストを設定するのは避けましょう。アンカーテキストは、リンク先のページ内容が簡潔に分かるように設定するのが望ましいと言えます。

 

これは、僕も犯していたミスですが、URLを直接貼り付けるのは、クローラーもどのようなリンクなのか判断ができないため避けた方がいいでしょう。読者にとっても分かりにくくなるので、ユーザービリティが下がります。

 

基本的にサイト内のリンクは、不要なものは徹底的に無くして、ユーザーによって役立つものだけにしましょう。

 

外部リンクを改善する

外部リンクを設定する際も、内部リンクと同じように適切なアンカーテキストを設定しましょう。さらに「リンク先のページがリンク切れになっていないか?」「ペナルティを受けているサイトにリンクしていないか?」

 

これらは、きちんとチェックした方がいいでしょう。どちらもSEOの評価を下げてしまうことになるので。

 

特にペナルティを受けているサイトへリンクを貼ってしまうと、かなりのマイナス評価になってしまうので注意が必要です。

 

クロールが不要なページは「robots.txt」で指定する

「robots.txt」とは、GoogleのクローラーにWEBページへのアクセスを制限させるためのファイルです。検索エンジンにインデックスさせる必要のないページは、クローラーが回らないように設定しましょう。

 

例えば、

・検索エンジンを使うユーザーにとって価値のないページ

・広告リンク先のページ

 

これらはクローラーが回らない方が望ましいと言えるでしょう。ネットビジネスで収益構造を作る際に、WordPressで固定ページやランディングページを作る場面も出てきます。

 

固定ページやランディングページも、テスト用にいくつかパターンを作っていくのであれば、重複コンテンツなどでSEOにマイナス評価を与えるので注意が必要です。その際は「robots meta tag」でインデックスの最適化を行うか、「robots.txt」でクロールが回らないようにするか対策を立てましょう。

 

あと、これはASP側の話にはなりますが、アフィリエイトページなどへの広告リンクは、Google側も良質なコンテンツと判断していません。ですから、アフィリエイトリンクもSEO的にはマイナス評価を与えるリスクがあります。

 

そのためブログアフィリエイトを行う際は、広告ページへの直リンクではなく以下のような対策が取られている必要があります。

Googleアドセンスのリンクは、このようにrobots.txtでクロールをブロックしているリダイレクトページが挟まれており、自動的に広告主のサイトに飛ぶようになっています。

 

しかし、このような仕組みにしていないASPを使ってしまうと、最悪の場合、自社サイトがペナルティを受けるリスクもあるのです。現状では、全てのASPで適切な対応ができているわけではありません。アフィリエイトをする際には、登録しているASPに事前確認をした方がいいでしょう。

 

SEO内部対策3:適切なインデックスを実現する

 

ここまでお伝えしてきたのは、クローラーの巡回頻度を増やすための施策でした。では次に「インデックスの最適化」について解説していきます。

 

コンテンツの価値をランキングエンジンに、適切に評価してもらうための施策ですね。こちらもぜひ参考にして頂けたらと思います。

 

1ページ1キーワードで再設定を行う

検索の上位表示を狙うキーワードは、1ページ1つで設定しましょう。一つのページで、いくつものキーワードで上位表示を狙うと、ページのテーマが弱くなってしまいます。

 

結果、どのキーワードでも検索エンジンの上位に表示されなくなります。1コンテンツ1キーワード」を意識して、ページを手直ししていきましょう。

 

既存のコンテンツを全て見直して修正することで、上位表示されるページが出てくるはずです。

 

見出しタグを最適化する

インデックスの最適化には、見出しタグをきちんと使うことも重要です。見出しタグとは、h1~h6などのタグですね。

 

特にh1タグは、そのページで一番重要なテキストに使用するタグです。最も重要なテキストということですから、トップページであれば「サイトタイトル」。記事ページであれば「タイトル」にh1タグを使用するのがベストということになります。

 

基本的には、h1タグは1ページに一つにしましょう。HTML5では複数のh1タグを設定することはできますが、それは得策とは言えません。最近では、WordPressのほとんどのテーマで、自動的にタイトルにが付くようになっています。

 

そのためタイトルには、SEOで上位表示させたいキーワードを必ず入れるようにしましょう。タイトルにキーワードを入れないのは、SEO的に考えて大きな損失になると言えるからです。

 

興味性の高いタイトルを考えていると、ついキーワードを疎かにしがちですが、SEOも考えたタイトルをつけるように意識する必要があります。

 

文中ではh2やh3を使い文章構造を明確にする

見出しタグは、多くの人が想像している以上に重要なポイントです。よくあるパターンが、見出しタグを見た目の調整に使うことです。

 

本来見出しというのは、ページ上の階層構造を読者や検索エンジンロボットに分かりやすく示すために使われるものなのです。ですから、記事はh2(中見出し)やh3(小見出し)を使って、文章構造を明確にさせましょう。これは検索エンジンにもプラスの評価をもたらします。

 

見出しタグを規則的に使う

たまに見かけることですが、見出しタグを不規則に使う方がいます。本来であれば、h2のあとにh3を使うのが望ましいですが、h4に飛んでしまったり。h4のあとにh3を使ったりと。

 

このように見出しの順番を不規則にしていると、ランキングエンジンが適切な評価を出せずに、SEO的にデメリットになります。見出しタグは、読者と検索エンジンロボットに、階層構造を理解してもらうために使用するものです。必ず規則的に使うようにしましょう。

 

SEO内部対策4:画像の活用を最適化する

 

画像は、アイキャッチや記事の構成要素としてだけではなく、SEOにも影響を与える重要な要素です。画像の使い方をミスしてしまうと、デメリットに繋がるので注意が必要です。では、画像の最適化に必要な要素は以下の2点です。

 

画像のファイル名を設定する

画像のファイルは、「image01.png」や「01.jpg」のような適当につけたものではなく、個別のファイル名を設定するのが望ましいです。記事のタイトルに関連させたファイル名にしておくと、SEO的にもプラスの効果が望めます。

 

例えば、記事のタイトルが「WordPressのSEOに関して」というタイトルで、さらにパーマリンクが「wordpress-seo」だとしたら、画像ファイル名は「wordpress-seo01」のようにすると良いでしょう。

 

あと、画像ファイル名を日本語にしている方を見かけますが、それも避けた方がいいです。日本語のファイル名だと、アップロードした際に非常に長いファイル名に置き換えられてしまうので、細かいところでデメリットが生じてしまうからです。

 

画像容量を圧縮する

WordPressで画像を活用する際に行って頂きたいのが、画像の圧縮です。画像は、テキストデータと比べてデータ容量が大きいですから、容量を気にせず記事に画像をアップしていくと、ページの表示速度が遅くなりますし、SEO的にも良くありません。

 

以前の記事で画像圧縮ツールの「Optimizilla」をご紹介させて頂きましたが、そちらを使うと容量が大幅に圧縮されます。OptimizillaとGoogleで検索して頂くとサイトが出てきます。そのサイトに圧縮したい画像をアップロードすると、自動的に画像を圧縮してくれます。

 

見た目の劣化もほとんどなく、データ容量が50~80%ほど圧縮されますから、ぜひ活用して頂きたいツールです。

 

SEO内部対策5:コンテンツの質を高める

 

冒頭でもお伝えしましたが、結局、コンテンツの質を高めることが最も重要なSEO対策になります質の高いコンテンツをGoogleのクローラーに適切に評価してもらうために、内部対策のSEOを行うというイメージですね。

 

少し前までは、被リンクがSEOの順位を決める上で決定的な要因だと考えられていました。しかし、SEOで上位表示されているサイトを見ていると、コンテンツの質を最重要視しているのだと考えられます。もちろん、被リンクも重要な要素ですが、重要度は下がっていると考えていいでしょう。

 

まさに「コンテンツ イズ キング」の時代ですね。

 

ただ外部サイトからの被リンクがあると、Googleのクローラーを自社サイトに誘導することができます。クローラーを自社サイトに頻繁に呼び込むことができると、コンテンツが適切に評価されやすくなるので、当然SEOにも有利になります。

 

まとめ

 

いかがでしたか?今回は見落としがちな内部対策のSEOについて解説していきました。クローラーの最適化」と「インデックスの最適化」。これら二つがSEO内部対策の重要ポイントです。

 

これからの時代は、内部対策のSEOは“大前提”になっていくはずです。質の高いコンテンツを発信していても、内部対策のSEOをしていなければ、検索エンジンから適切な評価を得られません。

 

さらに、Googleのアルゴリズムが変わると重要視されるところも変わっていきます。コンテンツの質にこだわっていれば、大きなダメージを受けることはないはずですが、良いブログ作りを心がけていきたいところです。

 

慣れていない場合は億劫に感じる部分もあるかもしれませんが、しっかりと実践して頂きたいと思います(追加項目があれば、随時付け足していく予定です)