質屋が潰れる!?良い意味で狂っている質屋アプリCASH(キャッシュ)についてまとめてみました

 

最近、また面白いサービスを発見しました。CASH(キャッシュ)」というサービスですね。本当に相当ぶっ飛んでいるサービスなので、テンション上がってしまいました。

 

このサービスを普及してきたら、副業でもかなり使えるんじゃないかと思いましたので、今回はCASHについて詳しく解説していきたいと思います。

 

CASH(キャッシュ)とはどんなアプリなのか?

 

CASHというアプリを簡単に説明すると「売りたい物を即座に現金化できるサービス」です。売りたい物を査定してもらい、査定額に納得したら売る。ビジネス形態としては、アプリで完結させる質屋ということになるのでしょう。デジタル質屋とも言えますかね。

 

CASHは法的に大丈夫なの?

 

CASHは「古物営業法に基づく表記」を公式サイトに掲載しているので、法的な面もきちんとしていると思われます。メルカリは、かなりグレーな感じで運営しているみたいですが、CASHはその辺りについては大丈夫そうですね。

 

CASHがぶっ飛んでいる2つのポイント

 

では具体的にCASHがぶっ飛んでいるポイントを解説していきます。いや、本当にぶっ飛んでると思いますよ(良い意味と悪い意味両方含めて)。CASHがぶっ飛んでいると言えるポイントは以下の2点です。

 

査定したら即現金を振り込んでくれる

 

CASHが普通の質屋と違うところは、査定したアイテムが未発送の状態でお金を振り込んでくれる点ですね。普通は、売りたいアイテムを買取店に持って行って、査定してもらい買取金額に了承したら、お金と引き換えにアイテムを渡しますよね。

 

ただ、CASHは査定したアイテムが運営側に届く前に、現金を振り込んでくれます。早ければ数分で現金が振り込まれていたようですね。そんなことして大丈夫?って思ってしまいますけど。CASHの流れを簡単に解説すると…

 

1.アプリをインストールする

2.売りたい物をアプリ内のカメラで撮影する

3.買取額が提示されるので、その金額で良ければ了承して売る

4.即座にウォレットに現金が振り込まれる

5.登録している口座に振り込み申請すると、早ければ10分程度で現金が振り込まれる

6.2ヶ月以内に売ったアイテムを運営に郵送する。キャンセルしたい場合は、15%の手数料をプラスして返金。

 

このような流れになります。従来の固定概念を覆していますよね。「査定した商品が手元に届いていない状態で、先にお金払っちゃうんだ」って感じです。アプリ完結しているので利用者にとっては手軽ですし、メリットがありますから使う人は増えていくのだと思います。というより、口コミで爆発的に利用者が増えているようです。

 

現状では、一度の取引は“最大2万円”までで、それ以上の取引がしたい場合は商品を送ってからになります。ただ、この辺りについてはデメリットもあるので、後ほど詳しく解説していきますね。

 

査定した商品の価値を運営側が目利きしていない

 

今、現状として「マズイよね」と思うところが運営側の目利きです。ザッと調べていくと、査定しているアイテムの買取価格は、かなり“ザル”のようです。簡単に言うと、相場の価格ではあり得ないような値付けがされていたみたいですね。

 

ニセモノのブランド品を査定に出して、相場価格よりも高値で買い取ってもらったり。使い古したボロボロのアイテムを高値で買い取ってもらったり。運営会社がそれで良いというなら、別に問題はないのだと思いますが。「こんな査定してて大丈夫なのか?」とかなり心配になりますよね。

 

このような仕組みですから、ズルいことを考える人もいるものです。文字通り「不用品」を査定して、通常ではあり得ない高値で買い取ってもらう。それを繰り返せば、かなりの利益を出すことができます。

 

ただ…

まだオープンして間もないサービスですが、買取のために用意していた資金が苦しくなったからなのか、運営体制が追いついていないからなのか、今アイテムのキャッシュ機能の利用に制限が掛かっています。つまり、アイテムを現金化できないということですね。

 

それだけ反響のあったサービスだったということでしょう。人によっては商品を送らずにトンズラしたりする人もいるでしょうから、これから改善すべきところは多いと思います。

 

ガラクタを現金化したらあとでペナルティ?

 

ただ、運営側もその辺りの対策を何も考えていないわけではないようです。CASHの利用規約には『買取対象外商品』という項目がありますので、もし対象外の商品を売って現金化しようとすると、何かしらのペナルティがあることが考えられます。悪質な場合は損害賠償請求もあり得るでしょうね。

 

さらに、運営側は買い取った物の受取拒否もできますから、明らかにガラクタな物を送った場合、運営が受け取り拒否をすることも考えられます。すると、売った側が15%の手数料を払うことになるので、マイナスになるということですね。そのままトンズラする人もいるかもしれませんが、そういう場合の対策は何かしら立てているのでしょう。

 

でも…

アプリをインストールした時に、電話番号以外の情報を入れていません。名前や住所などは入力していないんですよね。電話番号から追跡するのかな?でも、追跡するのも手間と労力がかかりますし。トンズラする人が増えると簡単に対応できることではないですよね。

 

運営側の対策については、詳しくは分かりませんが、現状ではトンズラしようと思ったらできてしまう仕組みに感じます。運営側がどのように改善していくか注目したいところです。

 

CASHを利用する際の注意点

 

今、キャッシュ機能が利用停止状態ですから、僕もまだ使えてはいません。

 

ただ、売る商品を撮影して「キャッシュにする」というボタンを押すと、それで取引が成立するみたいです。つまり、査定した商品を運営に送るか、手数料15%を払うか。この二択になります。

 

ですから「試しに愛用のバッグを査定してもらおう」なんてやってしまうと「キャッシュにする」を押したら最後。手放すか手数料払うかの二択を迫られるので注意が必要ですね。

 

他には、新作のブランド品だったり、最新の端末だったり、明らかに2万円以上の価値がある物も、上限2万円までしか査定されません。

 

ここを否定的に見ている人は多いようですね。確かに、価値を低く見積もられるのは嫌ですからね。それで間違って「キャッシュにする」を押してしまうと、15%の手数料が取られてしまう。2ヶ月で15%の手数料と考えると、金利の高い金貸し屋みたいに捉える人もいるのだと思います。

 

このまま査定の目利きが適切に行われないと、ちょっと危ういかなという印象です。

 

ガラクタみたいな物が2万円で売れてしまい、高価な物が2万円しか値が付かない。「最大2万円を即座に貸してくれて2ヶ月で15%の手数料を取る高利貸し」みたいになっちゃいますもんね(これは言い過ぎかな)。今、運営側は必死のパッチで対応に追われているのだと思います。

 

小川晃司的な見解

 

このビジネスモデルを見ていると、注目すべきポイントはキャッシュフローだと思います。なんせ先払いで最大2万円を吐き出しているわけですからね。仮に1万人利用者がいて、平均1万円先出ししているとしたら10億円になります。現状でも2万ダウンロードを超えているらしいので、億単位の金額を先出ししなければいけないのは、容易に想像がつきます。

 

運営側に商品が届くまでに最大2ヶ月かかり、そこから買い取ったアイテムを現金化するなら、さらに時間がかかります。かなりの資金力がないと、利用者が増えた時に対等できなくなると思いました。ですから、僕は貸し倒れリスクよりもキャッシュフローリスクの方が高い気がしています。

 

貸し倒れリスクに関しては、粗利がどれくらいあるかですね。仮に全体の10%がトンズラして、単価が2万円だと仮定します。一人辺りに換算すると「2,000円」の貸し倒れ額になります。それに顧客獲得単価を足して、粗利から引きます。

 

つまり「1人辺りの粗利」-「1人辺りの貸し倒れ額+顧客獲得単価」を計算して、利益が出ていればいいわけですよね。

 

CASHの仕組みは非常にインパクトがありますから、話題性や口コミなどの影響によって顧客獲得単価をかなり下げることができたのではないかと思います。

 

通常、どんなサービスでも利用者を増やすために多額の広告費を投じていくわけですから。その顧客獲得単価が下がったと仮定すると、買取や手数料によって利益を出していけるなら、全然見込みのあるビジネスモデルだと思います。

 

あとは、貸し倒れ率、貸し倒れの際の回収率、粗利率(買取からの販売・手数料)などが、実際にどんな数字で回っていくかだよな~

 

まとめ

 

このようにザッとCASHというサービスについてまとめてみましたが、僕は割と肯定派の人間です。頑張ってほしいなと思っています。というか、攻めまくりのサービスですよね(笑)

 

他の人がやっていないことにチャレンジしていて、今後どのようになっていくかワクワクします。今は色々と改善点もありますが、最初から完璧なサービスなんてありませんし、ビジネスのスタートアップは改善の連続ですから、これからどのようにCASHが進化していくか見ものです。

 

批判的な意見もありますが、CASHを分析していくとイノベーションを起こしている感じがしますね。なんか時代の変化やイノベーションに、国や企業のルール・個人の価値観がついていけていない感じになってきています。変化に柔軟にならないと、自分自身が“老害”になってしまうので、ほんと注意したいところです。

 

CASHは尖っているサービスなので、すごく流行るかポシャるかのどっちかだと思います。中途半端路線はあまりないかなと。新しいサービスが出てくるとテンションが上がるので、僕も軽く使ってみて様子を見ていきたいと思います。