マイクロソフトの音声認識システムが人間と同等レベルになったという話

 

最近、テクノロジーのイノベーション情報に、アンテナを立てるようにしている。

 

近未来、どんなサービスが市場に投下されて、それによってどんなことが起こり得るのか。もちろん予言者ではないから正確に当てるのは難しいが、何も考えていないよりは、断然対応できることが多くなる。

 

人間の生活にダイレクトに影響を与えるのは、おそらく人工知能であろう。これは計り知れないインパクトがある。

 

人工知能に付随して『モノのインターネット(IoT)」やビッグデータの進化、識別システム、ナノテクノロジーなども連動して大きく発展していくと考えられる。人工知能が操るロボットが、3Dプリンターを使って人間の体の一部を作る時代がくるのだろう。

 

さらにVRが進化して、ゲームや仮想体験のクオリティが急速に上がっていくことも容易に想像がつく。

 

そして本日、興味深い記事を目にした。マイクロソフトの音声認識システムが、人間と同等レベルまで進化したとのことだ。システムの誤認識率が5.1%となり、これは人間が同様の書き起こし作業を行った場合と同じ数字だそうだ。

 

これが本当であれば、音声認識の技術は一つのマイルストーンを越えたことになる。本当に凄いことだ。

 

あまりこの感動が伝わっていないかもしれないが、自分の知らないところで、世の中は急速に変わっていっているし、新しい技術革新や価値観が恐ろしいスピードで生まれている。この事実を理解していないと、後々かなり大変なことになるだろう。

 

今後、数年スパンでリアルにコールセンターなどの人員が、削減されていく流れになるはずだ。セールス系のテレアポは、まだ人間がやる必要があると思うが、受付やテクニカルサポートなどの対応は、人工知能がどんどん対応していくことになるだろう。

 

今、コールセンターで働いている人は、これからのキャリアを真剣に考えた方がいいと思う。ある日突然職が無くなるということもあり得るだろう。テクノロジーにアンテナを立てていないと、自分のいるポジションが将来どのようになっていくのか予想できなくなる。そういった意味でも、イノベーション系の情報には目を光らせていた方がいい。

 

あと、僕がテクノロジーなどのイノベーションにアンテナを立てているのは、別に自分が研究者になりたいからではない。そのテクノロジーをビジネスで活用していくためだ。

 

人間の脳の構造的に、アイディアなどの着想を得るには一定レベル以上の知識が必要になる。知識がなければ、知識同士を組み合わせてアイディアを出すことができないのである。極端に言うと、知識はあればあるだけ有利ということになる。

 

よくITや人工知能の進化によって人間の知識は不要になると言う人がいる。確かに、インターネット上にはすでに膨大なデータがあり、ググれば数分で答えを見つけることもできてしまう。

 

しかし、そういう発言を聞くたびに「それ、本気で言ってんの?」と冷ややかな目で見てしまう。インターネットに膨大な情報があるからと言って、知識が必要ないという結論を出している人を見ると「自分の脳みそで考えないんだな」と感じてしまう。

 

はっきり言って、知識は必要だ。なぜなら、人間は知識を組み合わせることによってアイディアを出したり、判断基準を固めて行動していくことができるからだ。確かに、相対的に知識の重要度は下がっていき、膨大なデータから答えにアクセスする「検索力」の重要度が上がっていくのは納得できる。

 

でも、だからと言って知識が全く必要ないかというと、決してそんなことはない。繰り返しになるが知識は必要だ、絶対に。常に新しい知識を身につけて、現場で活用して知恵に変えていくからこそ、成長していくことができるのだと僕は考えている。

 

これからの時代、別に仕事で体に汗をかく必要はないと思うが、脳みそに汗かけよと思う。知識のない情報弱者ほど、努力しないことを正当化している印象があるが、思考停止にならず、自分の頭で考えて情報の取捨選択をして行動をしていくことが大切だと思う。

 

僕自身はAIの研究などはできないが、AI関係のビジネスをしてみたいという願望はある。新しいもの好きだから、未知の分野に興味はつきない。

 

さて、未来はどうなっていくのか。イノベーションは本当に心が躍る。つくづく僕の原動力は“好奇心”なのだと実感する今日この頃である。